仙北市議会 > 2016-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 仙北市議会 2016-11-29
    11月29日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
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    平成28年 12月 定例会                             仙北市告示第182号 平成28年第8回仙北市議会定例会を、平成28年11月29日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成28年11月21日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          平成28年第8回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                平成28年11月29日(火曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    市政報告    教育行政報告    議会動静報告    監査報告第4 庁舎整備に関する調査研究について第5 議案第89号 平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第6 報告第12号 専決処分の報告について(自動車事故1)第7 報告第13号 専決処分の報告について(自動車事故2)第8 議案第107号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第108号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例制定について第10 議案第109号 旧仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第110号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第111号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について第13 議案第112号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)第14 議案第113号 仙北市犯罪被害者等見舞金支給条例制定について第15 議案第114号 仙北市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例制定について第16 議案第115号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について第17 議案第116号 仙北市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例制定について第18 議案第117号 仙北市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例制定について第19 議案第118号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について第20 議案第119号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について第21 議案第120号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第22 議案第121号 仙北市生保内財産区管理会条例の一部を改正する条例制定について第23 議案第122号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第5号)第24 議案第123号 平成28年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)第25 議案第124号 平成28年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)第26 議案第125号 平成28年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第27 議案第126号 平成28年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第28 議案第127号 平成28年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第29 議案第128号 平成28年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第30 議案第129号 平成28年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)第31 議案第130号 平成28年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)第32 議案第131号 平成28年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第33 議案第132号 平成28年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)第34 議案第133号 平成28年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)第35 議案第134号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について第36 議案第135号 相互救済事業の委託について第37 議案第136号 公の施設の指定管理者の指定について(角館交流センター)第38 議案第137号 公の施設の指定管理者の指定について(下延コミュニティセンター・下延農村公園)第39 議案第138号 公の施設の指定管理者の指定について(八割コミュニティセンター)第40 議案第139号 公の施設の指定管理者の指定について(西木温泉ふれあいプラザクリオン)第41 議案第140号 公の施設の指定管理者の指定について(田沢湖観光情報センター)第42 議案第141号 公の施設の指定管理者の指定について(自然ふれあい温泉館)第43 議案第142号 公の施設の指定管理者の指定について(角館駅前広場観光振興施設)第44 議案第143号 公の施設の指定管理者の指定について(角館西宮家)第45 議案第144号 公の施設の指定管理者の指定について(交流促進センター・交流滞在施設等)第46 議案第145号 公の施設の指定管理者の指定について(都市農村交流施設)第47 議案第146号 公の施設の指定管理者の指定について(田沢湖キャンプ場)第48 議案第147号 公の施設の指定管理者の指定について(角館中心市街地活性化支援センター)第49 議案第148号 公の施設の指定管理者の指定について(勤労青少年ホーム・外ノ山テニスコート)第50 議案第149号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第51 諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて---------------------------------------出席議員(19名)      1番 佐藤大成君       2番 高橋 豪君      3番 熊谷一夫君       4番 門脇民夫君      5番 平岡裕子君       6番 田口寿宜君      7番 大石温基君       8番 阿部則比古君      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君     15番 真崎寿浩君      16番 八柳良太郎君     17番 高久昭二君      18番 稲田 修君     19番 青柳宗五郎君---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    戸澤正隆君     総務部長      藤村好正君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              米澤 実君  総合戦略統括監             福祉事務所長                      農林部長兼  観光商工部長    平岡有介君               浅利芳宏君                      総合産業研究所長                      会計管理者兼  建設部長      武藤義彦君               伊藤 寛君                      会計課長  教育部長      畠山 靖君     企業局長      草なぎ博美君  医療局長兼               総務部次長兼            運藤良克君               加古信夫君  医療連携政策監             危機管理監  市民福祉部次長兼            総務部総務課長兼            冨岡 明君               戸澤 浩君  市民生活課長              事務事業移転室長  総務部企画政策課長 大山肇浩君     総務部財政課長   浅利喜一郎君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     書記        藤岡 純君  書記        堀川貴吉君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまから平成28年11月21日付で招集の平成28年第8回仙北市議会定例会を開会をいたします。 ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 遅刻の届け出は、15番、真崎寿浩君です。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 なお、本市議会では、インターネットによるライブ配信を行っていますので、あらかじめ御了承をお願いをいたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、1番、佐藤大成君、2番、高橋豪君を指名します。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 議会運営委員長の報告を求めます。2番、高橋豪君。 ◆2番(高橋豪君) おはようございます。 平成28年第8回仙北市議会定例会にあたり、11月22日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について、御報告いたします。 出席委員は、7名全員でありました。 職務出席として青柳議長、委員外議員として荒木田副議長、オブザーバーとして平岡議員、熊谷議員が出席し、説明のための参与として、倉橋副市長、藤村総務部長、戸澤総務課長、大山企画政策課長、浅利財政課長が出席しております。 書記には、議会事務局、藤岡補佐を任命し、職務のための出席は三浦議会事務局長であります。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議いたしました。 第8回定例会に当局より提案される案件は、報告関係2件、条例関係14件、予算関係13件、指定管理者関係13件、人事関係1件、諮問関係1件、その他2件の計46件であります。 これらの提出案件について、市当局より概要説明を受け、慎重に協議をした結果、本定例会の会期を本日から12月21日までの23日間と決定いたしました。 会議の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告ののち、庁舎建設特別委員会の委員長報告を行います。また、継続審査となっていた議案第89号平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、予算常任委員長の報告ののち、直ちに採決を行います。その後、本定例会に提案される議案上程、説明を行いますが、上程される議案のうち、当局より初日採決の依頼を受けた議案は、支給基準日が12月1日となっている人事院勧告に伴う給与関係条例と関連予算である議案第107号から112号までの6議案、これらの議案については、質疑ののち、委員会付託を省略し、本日、採決まで行うことを確認しております。 また、人事関係の議案第149号及び諮問第4号についても、運用例第12の1により、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行うことを確認しております。 会期2日目から8日目までを休会とし、会期9日目の12月7日と会期10日目の12月8日の2日間を一般質問とし、質問者は両日とも4名を予定しております。 会期11日目となる12月9日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催します。この予算常任委員会には、平成28年度一般会計補正予算第5号が付託されますので、その議案に対する質疑を行い、その後に分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期12日目から22日目までを休会としますが、休会中の12月12日及び13日の2日間で総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 会期18日目の12月16日には、予算常任委員会を再開し、各分科会審査報告、報告に対する質疑行い、会期21日目の12月19日に一般会計補正予算に対する討論、採決を行います。 最終日の12月21日は、各常任委員会の委員長報告、委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行う日程であります。 また、陳情等に基づく、「意見書提出」に係る議員提出議案が追加提案された場合及び当局から議案等の追加提案があった場合には、あらかじめ最終日の議事日程に組み入れることを議会運営委員会で確認しております。 本定例会の会期は23日間で、うち本会議5日、休会18日となり、休会のうち4日間は、各常任委員会となる日程であります。 また、その他の協議では、議長より、一般質問の通告、いわゆる質問の要旨については、当局からの答弁を的確に引き出せるよう、具体的内容を明確に記載するよう要請がありました。 議会運営委員会でも、これまで幾度となく協議をしてきた内容ではありますが、改めて議員各位と確認をしたところであります。 今後、一般質問を行う際の通告については、その辺を十分考慮するとともに、御配慮賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書についてであります。 お手元に全国市議会議長会会長より依頼のありました厚生年金への加入を求める意見書を配付しておりますが、これは議員全員に関係する内容であることから、11月30日開催の議員全員協議会の中で協議したい旨、議長に要請をしております。その全員協議会で了承が得られれば最終日に、議員提出議案、意見書の提出についてを提案する運びとなることを議会運営委員会で確認しております。 以上、議事運営につきましては、特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りします。今期の定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から12月21日までの23日間としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月21日までの23日間と決定しました。 なお、会期中の休会については、ただいま議会運営委員長報告のとおりにすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期中の休会については、議会運営委員長報告のとおりとすることに決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者戸澤正隆代表監査委員、藤村総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監、米澤市民福祉部長、平岡観光商工部長、浅利農林部長、武藤建設部長、伊藤会計管理者、畠山教育部長、運藤医療局長、草なぎ企業局長、加古総務部次長兼危機管理監、冨岡市民福祉部次長兼市民生活課長、戸澤浩総務課長、大山企画政策課長、浅利財政課長であります。 以外につきましては、必要に応じ、出席を求めることにします。 会議の書記には、藤岡、堀川の2名を任命します。 職務のための出席は、三浦議会事務局長です。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、市政報告に入ります。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成28年第8回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について報告をいたします。 はじめに、平成28年秋の叙勲受章者についてであります。 元仙北市長の石黒直次さんが地方自治功労で旭日双光章を、元警察官の荒木田佐利さんが警察功労で瑞宝双光章を、元仙北市消防団長の佐藤生治さんと元仙北市西木消防団長の浅利重昭さんが、消防功労により瑞宝単光章を受章されました。この度の受章は、永年にわたる職務の精励や功績・功労が認められてのものであります。市民の皆様とともに御労苦に感謝し、心からお祝いを申し上げます。 次に、思い出の潟分校についてであります。 田沢湖畔の「思い出の潟分校」については、これまで管理運営にあたっていた地元の運営委員会代表から、日常の維持管理が困難になってきたことや一部施設の改修が必要になってきたことなどで、今後の管理運営については市で引き受けてもらえないかとの要望をいただいております。市では、庁内にプロジェクトチームを設置し、現地調査等も行いながら検討を進めておりますけれども、現段階では、市の施設として来年度以降も広く活用を図っていきたいと考えています。今後、施設の改修や周辺の整備について、当該地区が辺地区域にあることから、辺地計画に盛り込むことができないか精査中であります。 また、あわせて6月にオープンを予定しているクニマス未来館との連携、集落の皆様との地域づくりでの連携、さらには運営に関してクラウドファンディングの手法を取り入れることができないか等、株式会社秋田銀行及び株式会社北都銀行から御推薦をいただいた市の総合戦略アドバイザーより、具体的な提案をいただくことにしております。 次に、一般会計補正予算についてであります。 第4号の補正額は34万6,000円であります。改正による議員報酬等の追加分で、改正条例の制定とあわせ、本日の議決をお願いするものであります。 第5号の補正額は5,873万2,000円の減額で、補正後の額は200億5,942万円となります。10月11日に成立した国の補正予算で追加された臨時福祉給付金給付事業費、地域介護・福祉空間整備推進事業費、担い手確保・経営強化支援事業費補助金農業基盤整備促進事業費の4事業で5,833万4,000円を計上しました。 そのほかの主な事業は、あきた未来づくり協働プログラム事業費地域総合整備資金貸付金、障がい者支援施設「かわ舟の里角間川」改築事業費補助金、道路改良事業費、仙北市ウインタースポーツパワーアップ事業費、児童・生徒派遣費補助金などであります。 次に、平成29年度の財政見通しについてであります。 総務省の平成29年度概算要求では、地方交付税は平成28年度国の当初予算額と比べ4.4%減となっております。財務省へ提出された財政制度等審議会の建議に地方交付税を抑制する内容等が盛り込まれたため、今後示される地方財政計画を注視せざるを得ない状況であります。 市では、地方交付税が今年度から段階的に合併算定替の縮減も開始されているため、厳しい財政運営を強いられることが予想されます。人件費及び公債費で一定の縮減は見込めますけれども、物件費、社会保障費、繰出金の増加は間違いありません。 平成29年度当初予算では、第2次仙北市総合計画や仙北市総合戦略の2年目として、基本目標達成に向けた具体的な施策に重点配分を行い、市民協働のまちづくりや地方創生等、より良い将来像の実現を目指します。 予算編成にあたっては、歳入では自主財源の更なる確保に努め、歳出では事務事業の徹底検証と切り込みを行い、同時に次代のまちづくりに足踏みすることなく挑戦する姿をしっかりとお示ししたいと考えております。 なお、庁舎整備についてでありますけれども、さきの議会全員協議会で御提案をさせていただいた新整備構想を軸に市内3カ所で市民説明会を開催しております。その様子なども含め、あすの議会全員協議会でさまざまな御意見等もいただくということで準備をさせていただいておりますので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 次に、各部局等の主要事項並びに諸般の状況等を報告いたします。 総務部であります。 青山学院大学との包括連携協定の締結についてであります。 11月28日、昨日であります、仙北市と青山学院大学との「包括連携に関する協定」の締結式を行いました。青山学院大学からは、三木義一学長、田中正郎副学長、そして仙北市の観光大使もお願いしている橋本修副学長が出席され、青柳議長には立会人を務めていただきました。協定内容は、双方が包括的な連携のもとで相互に協力し、地域社会の発展と人材育成及び学術の振興に寄与すること等を目的に、地域づくりやまちづくり、産業の振興、健康・福祉の推進、自然環境・生活環境の推進、教育・文化の振興などなど多岐にわたっております。まずは、お互いできることから取り組みを行うことを確認し合いました。 今後、青山学院大学の人材や技術、ノウハウ等の提供をいただきながら、市政推進の力にしていきたいと考えております。 総合教育会議の開催についてであります。 11月18日に今年度第2回目の総合教育会議を開催し、学校適正配置や総合給食センター建設、総合体育館建設等について、協議・検討を行いました。 学校適正配置については、「仙北市学校適正配置研究検討委員会」の検討経緯と現状について報告があり、今後の方向性について議論を行いました。 研究検討委員会では、現在、学校の適正配置に係る提言書(案)の検討が行われております。12月中に取りまとめを行うことを確認しております。 総合給食センターについては、第1回仙北市総合給食センター建設検討委員会についての報告がありました。現在、候補地となっている4カ所についての協議を行い、各学校への給食搬送時間や距離、敷地面積等の状況を比較検討しました。 総合体育館の建設については、スポーツなど各種大会のみならず、文化振興や防災にも配慮した体育館にすべきとし、今後は建設財源の精査、既存体育館の統廃合等の方向性も含めて検討していくことといたしました。 市役所の機構改革についてであります。 来年度の市役所部課等の機構改革について、主要な事項を御報告申し上げます。 初めに、建設部と企業局についてであります。 仙北市の簡易水道事業は、平成29年度より上水道事業への事業統合を、また、下水道事業は、平成32年度の公営企業会計の適用に向けた準備をそれぞれ進めております。こうしたことから、企業局で扱っている公営企業会計事務のノウハウを活かし、スムーズに下水道事業を公営企業会計適用に移行させたいこと、また、公営企業会計を1つの部署で担当し効率的に業務を進めたいことから、企業局を廃止し、その業務を建設部で所掌することとしております。 温泉事業については、温泉施設に近距離の田沢湖地域センターに専任の職員を配置し、日常の管理や突発的な故障等に即応する態勢を整えます。 このほか、建設課と都市整備課は、共通する事務が多いことから、課を統合し業務の効率化を図ります。 2点目は、市民福祉部についてであります。 長寿支援課の居宅介護支援事業所は、今年度末をもって廃止することとし、現在利用されている方々の民間事業所への利用契約変更手続を進めております。 3点目は、観光商工部についてであります。 仙北市が目指す「小さな国際文化都市」の実現に向け、これまで以上にインバウンド対策を推進し、海外からの観光客を増加させたいと考えております。そこで、農山村体験デザイン室で所掌している国際観光・国際交流に関する事務は、観光商工部に新たなセクションを設け、取り組みを強化することとおります。 カラ吹き源泉事故に係る損害賠償の申し立てについてであります。 カラ吹き源泉事故に係る損害賠償については、これまで、顧問弁護士等の助言をいただきながら、数回にわたり御遺族と話し合いを進めてきましたが、このほど和解の内諾をいただきました。このため、和解に関する確認書を取り交わした後、今定例会期中に和解及び損害賠償に関する議案を追加提案し、御審議をいただく予定であります。どうかよろしくお願い申し上げます。 「2016科学技術イノベーションと社会発展フォーラム」についてであります。 10月14日、中国北京で開催された「2016科学技術イノベーションと社会発展フォーラム」に担当者を派遣し、仙北市が取り組む地方創生・近未来技術実証特区事業の説明を行いました。同フォーラムは、持続可能な日中国家成長戦略について学術的な交流を図ることを目的に毎年開催されております。日本側からは仙北市・経済産業省・在北京日本大使館の幹部のほかIT関連企業などから20人が、また、中国側では政府関係者50人が参加をしました。仙北市からは、特区全般の取り組み状況や観光情報の提供を行い、大変に興味を持っていただくことができました。また、経済産業省経済産業政策局長が日本の「新成長戦略と第4次産業革命」を説明し、この中でも地方小都市の仙北市が国の大方針に基づき、さまざまな努力をしていることに言及をいただきました。今後の日中協力の発展、仙北市と経済産業省とのパイプづくりに大きな成果があったと感じております。 「IT関連企業によるテレワーク実証実験」についてであります。 10月17日から20日にかけて、電子証明書発行サービスなどを行うIT関連企業・サイバートラスト株式会社の社員4名が仙北市内に滞在し、ITを活用して自宅や環境の良い場所で働く「テレワーク」の実証実験を行いました。仙北市が国の地方創生・近未来技術実証特区に指定されていることに着目をし、試験地として選定をいただいたとお話をお聞きしております。 社員の滞在中、田沢湖地内の農家民宿や温泉施設を拠点に、さまざまな資源を活用した実証で、脈拍等を測る生体センサーによるデータ測定、能率向上やストレス解消度等の分析を行いました。その結果、仙北市はテレワークに理想的な街と判断をいただきました。 仙北市が仕事場所と宿泊場所が豊富なこと、温泉や自然、食事、演劇鑑賞、各種体験施設、歴史的建造物といった多様な資源が要因となっているとの説明を受けました。今後もカウンセラーなど専門家の知見を取り入れながら仙北市で実証実験を続けるほか、ヘルスケア事業の提案もいただけるそうであります。 「ヘルスケアツーリズム推進検討会」についてであります。 秋田大学医学部・市内医師・病院事業関係者・観光事業者などの皆様に委員をお引き受けいただき、11月7日、第1回「仙北市ヘルスケアツーリズム推進検討会」を開催しました。昔ながらの「湯治文化」を磨き上げ、温泉の活用による市民の健康維持と増進、各資源の高度活用、さらにはインバウンド対策も視野に入れた重要な議論の場と位置づけております。 委員からは、「医師・看護師の他、理学療法士や管理栄養士、保健師などの専門家で質を高める」こと、また「温泉の泉質ごとに効能の科学的根拠を蓄積し、利用者に提供できるようにすること」など、方針の策定に向けた意見をいただいています。これらを集約して来年度の予算編成につなげたいと考えております。 「外国人受け入れ東京ラウンド」についてであります。 11月12日、「イニシアチブNipponプロジェクト地域意見交換会」、これは主催は一般財団法人・未来を創る財団であります、に出席をし、外国人の受け入れの現状と課題をテーマに意見交換を行いました。秋田県からは、仙北市と大潟村が出席し、私から「国際交流としての外国人医師の修練制度拡大」、また、「観光分野での外国人材の受け入れ」について、また、大潟村の高橋浩人村長からは「農業分野での外国人材の受け入れ」について発言を行いました。この後、国で議論が加速することを願っております。 「無人運転バス(ロボットシャトル)の公道実証実験」についてであります。 自動車の完全無人運転(レベル4)を見据えた技術革新と法規制整備上の課題抽出を目的に、11月13日、内閣府と共催で無人運転バス(ロボットシャトル)の公道実証実験を行いした。無人バスの運行は、最先端技術を支える株式会社DeNAが行い、公道での完全無人運転・レベル4相当実験は日本初であります。会場は田沢湖畔県道で、約400メートル区間を封鎖して実施をしました。実験にあたり、秋田県や秋田県警、地元の皆様には大変な御理解をいただきました。また、セレモニーを盛り上げていただいた8台のドローン飛行は、仙北市内の各ラジコンクラブや「近未来技術を活用した新たな産業づくり支援協議会」の有志の方々の御協力で実現しました。この場をお借りして、皆様に感謝を申し上げます。 当日は、仙北市内の小学生2人が絵や作文で未来の夢を紹介し、山本幸三地方創生・規制改革担当大臣を初め一般の事前応募者や当日の一般抽選、マスコミ関係者など約60人の方々に御試乗をいただきました。今後、自動運転の技術革新、法律整備の進展状況を見ながら、集落間移動、公共施設や病院・商店街など市民生活の足としての実運用を目指します。 先日、道路事業の要望で国土交通省を訪ねた際、事務次官と道路局長からも、今後の取り組みに期待する言葉をいただきました。 これらのことから、株式会社DeNAや他の民間企業の実証実験の舞台として、仙北市がいつでもその役割を果たせるよう、新たに公道実験のエリア設定に向けた準備に着手をします。 「山本幸三地方創生・規制改革担当大臣の視察」についてであります。 11月13日の無人バスの走行実証実験後、山本幸三地方創生・規制改革担当大臣が、仙北市内で懇談と視察を行いました。国有林野活用促進事業に取り組む有限会社グランビアでは、関係者との懇談及び「生ハム工房」の視察、着地型旅行商品の販売・代金収集で必要な旅行業法等の規制緩和では、農家民宿を代表して仙北市農山村体験推進協議会会長が経営する農家民宿「星雪館」を視察しました。また、武家屋敷の「河原田家」と「小田野家」や「安藤醸造の蔵座敷」なども視察をしております。いずれの会場でも山本大臣から多くの提案をいただき、さらに「仙北市に大きな可能性を感じる」との感想もいただきました。必要となる現行法など規制緩和に向けて、一つひとつ丁寧に対応をしたいと考えております。 「SEMBOKUドローンスクール開講」についてであります。 地方創生加速化交付金を利用し、新たなドローンスクールを開講しております。無人航空機操縦者養成事業を行う株式会社skyerに講師を依頼し、建設・農業分野などで活用現場からドローンの現状を学ぶ実用的なブログラムのほか、初級・中級・映像講座など、初めての方でも安心して学べる講座であります。 11月5日には第1回目の初級講座を開講、20人が受講しました。アンケート調査の結果では、約80%が全体内容について非常に面白く、講座に対しても満足との回答をいただきました。引き続き12月から1月にかけて講座を複数回開催し、技術習得者の増加に努めたいと思います。 「日本陸水学会の仙北市開催の決定」についてであります。 第82回日本陸水学会が仙北市田沢湖大会として開催されることが決定をしました。来年9月28日から10月1日まで、多くの陸水研究者・学生・民間関係者をお迎えいたします。学会員のほか、市民や次世代を担う子どもたちも参加できるよう、公開講座も開設していただけると聞いております。仙北市田沢湖大会での主要テーマの一つが「田沢湖再生」です。市を挙げて陸水学会の開催を支援したいと考えております。 地域総合整備資金(ふるさと融資)の貸付けについてであります。 角館町横町で株式会社町家ホテルが建築を進める中心市街地宿泊施設整備事業は、10月21日にふるさと財団から地域総合整備資金の貸付対象事業とする旨の連絡がありました。建築工事は順調に進んで、工期は平成29年2月までとなっております。貸付予定時期は平成29年3月で、連帯保証人は北都銀行であります。事業総額は4億700万円、貸付金額は1億6,800万円で、今回、本事業に関連する補正予算を計上しております。御審議を、どうかよろしくお願い申し上げます。 仙北市女性の活躍推進交流会の開催についてであります。 11月7日、あきた芸術村を会場に「仙北市女性の活躍推進交流会」が開催されました。主催は同交流会実行委員会であります。市内外の企業などから143人の参加があり、「リーダーからの処方箋:活躍できる社会と地域経済の活性化」と題したパネルディスカッションでは、秋田県立大学准教授の小松田儀貞さんをコーディネーターに、秋田銀行専務取締役の東海林俊夫さん、北都銀行専務取締役の冨岡行介さん、わらび座俳優の椿千代さん、市内での事業化を進めているハピネス&エモーション代表の草なぎ幸子さん、そして私の5人がパネリストを務め、意見交換を行いました。 市が実施した市民アンケートの結果報告では、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考え方に対し、「反対」「どちらかといえば反対」が61.3%を占め、全国平均の49.4%に比べ、男女の役割分担への意識が柔軟であることが伺える結果でありました。今後は、アンケート結果等を踏まえ、「第3次男女共同参画計画」と「女性の職業生活における活躍についての推進計画」の策定を進めたいと思います。 公共施設等総合管理計画についてであります。 市が所有する全ての公有財産について資産をリストアップし、必要な情報の収集・整理を行い、さらに仙北市の人口や財政状況等の現状、将来の見通しを踏まえ、公共施設をどのように管理していくのか、その基本的な計画の素案を策定しました。素案には、計画期間、対象施設、取組体制、基本方針、数値目標等を定めております。 公共施設等の管理の基本方針としては、災害発生時の体制を構築することを最も重要な命題と捉え、避難場所や備蓄倉庫などの必要な施設を確保した上で複合化・集約化・転用・除却を推進し、公共施設の最適配置を図ります。目標数値は、建築系公共施設の延床面積“30年間で35%縮減”であります。この設定に基づき、施設類型ごとの基本方針を定めたものであります。本定例会中に同素案をお示しして内容を説明します。その後、パブリックコメント、総合政策審議会等で市民の意見をお聞きし、その上で2月定例会に計画原案を報告し、本年度末までの成案化を目指したいと考えております。どうかよろしくお願い申し上げます。 互助救済事業についてであります。 市所有建物の災害共済保険は、現在、一般財団法人全国自治協会へ委託をしております。これまで市町村合併等により共済委託期間中に市制を施行する団体等に適用していた低率となる特例の共済掛金は、平成29年3月末日をもって廃止されることが同協会の理事会で議決をされております。従って、平成29年度からの同協会の共済掛金が高くなります。 そこで来年度からは低額の掛金となる公益社団法人全国市有物件災害共済会へ委託先を変更する予定であります。この変更については、議会の議決が必要となります。本定例会での御審議を、どうかよろしくお願い申し上げます。 火災の発生についてであります。 10月21日、角館町岩瀬下夕野地内で、ごみ収集車のごみ投入口付近から火が出る事案が発生をしました。出火原因は、ガスライター等の可燃物がごみの中に混ざり、圧縮した弾みで引火したものと推定されております。 また、10月24日、田沢湖卒田字夏瀬地内の無料休憩所の入り口付近から出火をし、木造休憩所114.3平方メートルを全焼する火災が発生しております。原因については調査中でありますけれども、この火災によるけが人等は出ておりません。 きのこ採り遭難事案についてであります。 10月23日、きのこ採りで生保内川上流へ出かけた田沢湖刺巻の64歳男性が、高さ約5メートルの崖から滑落して自立歩行ができなくなったと、同行した友人から消防署へ救助要請が入りました。この日は気流が不安定で防災ヘリ「なまはげ」による救出はできず、広域消防職員28人で先発隊、2次隊、3次隊を編成し、地上から救助に向かいました。滑落現場に到達するまで生保内川の横断が必要だったり、堰堤が設置されている急斜面があったりなど、地上隊は滑落現場まで約1時間、下山には約3時間かかりましたけれども、無事に救出することができました。救助された男性は、右大腿骨骨折の重傷であります。 交通事故についてであります。 10月31日、田沢湖卒田字柴倉の国道46号でタクシーと軽ワゴン車2台が絡む事故が発生をしました。この事故でタクシーを運転していた角館町薗田の68歳男性が頭を強く打って意識不明の重体、ほかに5人の方々が重軽傷を負いました。事故原因については仙北警察署が調査中であります。 中学生防災防火弁論大会についてであります。 11月9日、西木温泉ふれあいプラザクリオンを会場に、秋田県消防協会大仙仙北美郷支部中学生防災防火弁論大会が開催されました。当日は、市内各中学校を代表して5人の生徒が、地域の防災や火災の啓発など、体験談をもとに素晴らしい発表をしていただきました。審査の結果、桧木内中学校3年の伊藤和磨さんが最優秀賞を受賞をしました。 仙北市交通安全市民大会についてであります。 11月20日、角館樺細工伝承館で「平成28年度交通安全市民大会」を開催しました。交通安全功労者表彰では、長年交通安全に御尽力をいただいた5人・1団体の皆様を表彰をさせていただきました。 また、大会では「飲酒運転撲滅・無謀運転撲滅・交通弱者への配慮・交通教育」の4つを大会宣言とし、新たな試みとしてJAF(日本自動車連盟)及び仙北警察署の御協力のもと、タカヤナギワンダーモール駐車場を会場に交通安全フェアを開催しました。 除雪講習会の開催についてであります。 12月15日、仙北市就業改善センターを会場に「除雪講習会」を開催します。これは本格的な降雪期を前に、安全な除排雪方法の習得及び安全対策への高揚を図り、作業中の事故防止を目指すものであります。対象は、一般の方や地域運営体等を予定しております。 仙北市消防団出初め式についてであります。 1月6日、仙北市消防団出初め式を開催いたします。角館庁舎から角館交流センターまでの区間を分列行進し、その後、市民会館で勤続40年以上の永年勤続や功労などの団員表彰、また火災防御活動や消防活動の協力者への感謝状贈呈を予定しております。 市民福祉部であります。 生活保護引下げ処分取消請求訴訟についてであります。 9月13日、仙北市民1人を含む原告37人により、仙北市・秋田市・能代市・湯沢市及び秋田県を被告として、生活保護引下げ処分取消請求訴訟が秋田地方裁判所に提起されております。内容は、福祉事務所が行った平成27年度の生活保護費の減額変更処分の取消しを求めるものでありますけれども、実質的には厚生労働大臣が定めた生活保護基準の引下げの違憲性・違法性を争うものであります。この訴訟は、平成27年5月22日に提起された平成25年度及び平成26年度の生活保護引下げ処分取消請求訴訟に対する裁判と同様に、「国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律」の規定に基づき、法務局検事及び関係職員が実務を担当するものであります。 社会福祉法人「はなさき仙北」についてであります。 田沢湖地区にある認定こども園2園については、今年度から社会福祉法人はなさき仙北が運営をしております。市から職員を派遣する等、保育環境に十分配慮し運営は順調であります。 はなさき仙北では、来年4月から法人正職員として、事務職員1人、保育教諭4人の採用を予定しております。今後も引き続き安定した運営に向け、法人と連携をしていきます。 地域包括ケアシステム構築に向けた事業の取り組みについてであります。 仙北市は、団塊の世代が75歳以上となる平成37年までに、仙北市としての地域包括ケアシステムを構築するための準備を進めております。在宅医療・介護連携推進事業、生活支援体制整備事業、認知症施策推進事業、地域ケア会議事業、介護予防・日常生活支援総合事業、これら5つの事業を推進することで地域包括ケアシステムの構築を図ろうというものであります。 これらに加え、新規事業の認知症初期集中支援事業を平成29年1月1日から実施します。さらに、介護予防・日常生活支援総合事業については、平成29年4月1日から訪問介護と通所介護及び介護予防事業等、また、これまで介護保険事務所で行っていた介護予防給付管理の一部を仙北市で実施することとなります。 今後とも市民の皆様に随時説明を重ね、御協力をいただきたいと思います。 高齢者介護予防推進事業についてであります。 平成29年度新規事業で、クリオン温泉プールを活用して高齢者介護予防推進事業「ワクワク浮き浮き教室」を実施する準備を進めております。健康運動指導士や温泉利用指導者等の指導で、高齢者の健康増進及び介護予防を目的としております。細部については調整中でありますけれども、ぜひ皆様には御参加をいただきたいと考えております。 観光商工部であります。 抱返り紅葉祭についてであります。 10月10日から11月10日まで抱返り紅葉祭が開催されました。今年の紅葉祭は、期間中を通して天候に恵まれましたけれども、なかなか色づきが進まず、期間終盤にやっと見頃を迎えたために、観光客数は前年に比べ13%減の6万6,000人でありました。ことしの特徴としては、全体の2割程度が外国人観光客で、特に台湾からのお客様が多く見られました。今後の課題として、外国人の対応力強化が必要であります。まずはガイドの育成やパンフレットの作成、トイレの整備等を進めたいと思います。 田沢湖線全線開通50周年事業についてであります。 田沢湖線全線開通50周年を記念して、10月22日に田沢湖駅まつり、10月29日に角館駅まつりが開催されました。田沢湖駅まつりでは「ミニE6こまち」の乗車体験、保守作業用自動車の展示、地元の名物料理の販売等、たくさんのイベントで来場者に楽しんでいただくことができました。角館駅では「ミニSL・人力車」の乗車体験、郷土芸能の演技、書道パフォーマンス、よさこい、わらび座のミニコンサート等のイベント、また、仙北市観光大使のグッチ裕三さんも参加してのじゃんけん大会等で、大いに盛り上げていただきました。 また、列車の発着時に地元の郷土民謡でお客様をおもてなししたいと以前から要望のあった「おもてなしメロディー」は、JR東日本秋田支社の御理解により、田沢湖線全線開通50周年を記念して実現することができました。田沢湖駅では「生保内節」、角館駅では「飾山囃子」が10月20日から流れております。改めて関係の皆様の御理解と御協力に感謝を申し上げます。 3D連携を基軸にした交流拡大事業についてであります。 東北全体でのインバウンドの回遊性を高めるためには、外国人に知名度の高い北海道から外国人観光客を取り込むことが重要であります。世界に向けたゲートウェイを有する函館市は、国際定期便を有していることから、年間40万人もの外国人旅行客が訪れています。また、北海道新幹線開通により、東北へのアクセスが格段に向上し、この地域に観光客が訪れる可能性は、極めて高いと思っております。このため、10月11日、大館市の福原淳嗣市長とともに函館市の工藤壽樹市長を訪問し、函館市・大館市・仙北市角館のDでありますけども、この3つをつなぐ3Dプロジェクト、立体的観光連携というふうに理解しております、の打ち合わせを行いました。3市連携を積極的に進め、情報発信やイベント開催等を通じて、外国人観光客や国内旅行客の周遊ルートの広域形成を実現したいと思います。来年度当初で関連事業予算を計上できるよう準備を進めております。 また、できるだけ早い時期に、この事業の立ち上げができるように、議会の皆様にも御相談をさせていただきたいと考えております。 ディスカバー、これは「農山漁村」と書いていますけども「むら」というふうに読んでほしいということであります。ですので、「むら」と言います。ディスカバー農山(む)漁村(ら)の宝30選についてであります。 農林水産省等が主催をし、地域資源を生かした地域活性化活動の優良事例を選定する「ディスカバー農山(む)漁村(ら)の宝」に、仙北市農山村体験推進協議会が選出されました。全国769団体の応募の中から優秀な30団体が選出されたもので、仙北市の協議会では農山村への外国人の受け入れや国内修学旅行の受け入れの増加が評価されての受賞であります。同協議会は、その中でも特に評価の高い9団体に選ばれてあります。最優秀賞の発表は、12月3日と聞いております。 台湾からの観光誘客と交流についてであります。 台中市立恵文高級中学の生徒32人が、11月10日から2泊3日の日程で仙北市に滞在をし、角館高等学校との学校交流等を行いました。仙北市は平成24年度から台湾の教育旅行誘致に取り組んできましたけれども、今年度は初めて100人を超える修学旅行生の受入れとなりそうであります。 また、教育旅行に限らず、市の台湾人向け観光パンフレットが好評で、これは市内の観光地を訪れる台湾人観光客の増加と相関をしております。先月行われた市議会の観光振興議員連盟の皆様の訪台活動では、「台湾亜太国際温泉旅遊会議」を来年の春に仙北市で開催することや台湾の澄清湖と本市田沢湖の姉妹湖締結30周年記念行事を来年の秋に開催することなど、具体の話し合いがあったとお聞きをしております。また、11月6日から9日の日程で、角館高等学校の生徒36人と先生4人が修学旅行で初めて台湾を訪れ、昨年姉妹校協定を結んだ台北市の国立台湾師範大学附属高級中学を訪問し、活発な交流を行ってきたとの報告も受けています。これらさまざまな機会を逃さず、「小さな国際文化都市」を標榜する仙北市として、さらに台湾との関係強化を図りたいと考えております。 第44回角館町樺細工伝統工芸展の開催についてであります。 伝統と技術の研鑽による作品を一堂に展示し、その評価向上と一層の工芸振興等を目指し、10月20日から26日まで樺細工伝承館を会場に第44回角館町樺細工伝統工芸展が開催されました。今回の工芸展では「海」をテーマとし、伝統的工芸品の部に16点、一般品の部に41点の計57作品が出展されました。工芸展に先立ち行われた審査では、16点の入賞作品が選出され、伝統的工芸品の部の最高賞、秋田県知事賞には荒川慶太郎さんの作品「茶筒」が輝きました。また、職人こだわりの作品など約350点が展示・即売され、伝統的な技法やデザイン性の高い作品を一目見ようと、期間中およそ3,500人に来館をいただきました。開催期間は昨年より1日短かったものの、1日平均売上げ額は前年度を上回る結果となりまして、大変心強く思っております。 「山の楽市」開催についてであります。 11月3日から5日までの3日間、横浜市の相模鉄道三ツ境駅隣接の商業施設三ツ境ライフで、仙北市の観光と物産展「山の楽市」を開催しました。これまでは二俣川駅構内特設会場での開催でありましたけれども、横浜市街地再開発事業の関係がありまして、今年度初めて三ツ境ライフでの開催となったものであります。 新会場の都合もあり、前年より4事業者減の15事業者が出展をしました。期間中は、首都圏在住のふるさとサポーターの皆様の御協力で、新米のあきたこまちを初め、直送した仙北市の秋の味覚の数々を販売できました。売上額は、出展事業者の減などで前年度には及びませんでしたけれども、当初の目標額を上回る実績となりました。また、開催中は秋田おばこやナマハゲに扮した職員らが駅改札前で市の観光と物産を大いにアピールし、お客様から好評をいただくことができました。 相模鉄道株式会社を初め、グループ各社の格別な御支援には、深く感謝を申し上げたいと思います。 農林部であります。 経営所得安定対策についてであります。 水稲の作柄概況については、10月15日現在の農林水産統計による秋田県の作況指数は104で、昨年に引き続きやや良と発表されております。また、秋田おばこ農協による10月末現在の仙北市産の1等米比率は97.2%で、一部地域でカメムシ被害が見られたものの、昨年並みの高い数値となっています。 なお、経営所得安定対策による米の直接支払交付金は、本日、1,279件の加入者に対し1億7,983万5,750円が国から直接農家に交付される予定であります。また、水田活用の直接支払交付金や産地交付金などの転作に係る交付金は、12月末の交付が可能となるよう仙北市地域農業再生協議会が農業者から提出された書類等の確認作業を進めております。 農業基盤整備促進事業についてであります。 農業基盤整備促進事業は、農地の区画狭小、排水不良、農業用水の不足等、地域が有する課題の解決に向け、また、地域の実情に応じ、水田の畦畔除去で区画拡大や暗渠排水整備等を進めるものでありまして、多くの農業者からの要望があり、平成25年度に創設されたものであります。これまでは、国から事業主体、これは市町村であったり、土地改良区でありますけども、に補助金が交付され、事業主体が、要するに仙北市だったり土地改良区であったりでありますけども、が、農業者に補助金を交付して、農業者が工事発注や自力施工等を行うものでありました。しかし、本年10月に実施要綱が大きく改正され、事業主体が業者に施工を発注し、農業者が一部自力施工すること等が採択要件となりました。改正に伴う関係予算について、御審議をお願いしております。どうかよろしくお願い申し上げます。 薬用作物等産地化推進事業についてであります。 これまで株式会社ツムラに御指導をいただき、仙北市薬草生産組合、組合員37人であります、が薬草作物等産地化推進事業に取り組んできました。ビャクシについては、春に3.5ヘクタールを作付した後、生育は順調に進み、10月中に収穫を終えて乾燥・調整の作業を行っております。収量は、おおむね標準収量を見込んでおります。 ほかにシャクヤク2.05ヘクタール、ニンジン1ヘクタール、ウド18アール、薬用菌類9.43ヘクタールの作付けを実施しておりますが、次年度以降の収穫となる予定であります。これらを総体すると、秋田県内で一番の作付面積であります。 また、昨年から進めている薬用菌類の適地深索試験栽培は、10月17日から20日にかけて堀上げ調査を実施し、菌核が肥大するなどの増殖が確認できております。これらのことから、株式会社ツムラでは、仙北市を薬用菌類栽培の有望適地として事業を本格化させたいとの思いもあるようであります。 今後も遊休農地等を活用した栽培面積の拡大を進め、安全で安心で高品質な薬用原料の安定供給地を目指し、農業所得の確保につなげたいと考えています。このため、株式会社ツムラと薬用作物産地化連携協定等の締結による事業導入にも努力を傾注する覚悟であります。 建設部であります。 刺巻地域づくり検討会開催についてであります。 10月27日、第1回刺巻地域づくり検討会が開催されました。国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所が、国道46号刺巻地区で実施する線形改良事業を契機に、「水ばしょう群生地」を中心として、刺巻地域の観光振興や地域振興策を検討するため、有識者・地元代表などと一緒に立ち上げたものであります。 同検討会では、観光と地域資源の状況、事業概要、地域の活動状況と課題について協議が行われ、今後は、道路景観の向上や道路空間の活用可能性等について、さらに協議を進めることとしております。 道路整備促進フォーラム開催であります。 10月28日、盛岡秋田道路と大曲鷹巣道路の両期成同盟会が主催で、仙北市を会場に整備促進フォーラムを開催しました。フォーラムには、秋田・岩手両県の行政、商工・観光関係者、また、西木町の草峠地区期成同盟会など多数の皆様が出席して盛会に終えることができました。同フォーラムは、国土交通省秋田河川国道事務所長の渡邊政義さんによる情報提供、株式会社しずくいし代表取締役の櫻田久耕さん、仙北市商工会青年部長の島川祥さんによる意見発表、仙北市観光大使のグッチ裕三さんによる特別講演などを行い、地域高規格道路としてな両道路の早期整備を働きかけていくことを確認し合いました。 また、11月17には秋田県及び国土交通省秋田河川国道事務所、11月24日には東北地方整備局、11月25日には国土交通省と財務省、地元国会議員などへ要望活動を実施しております。 都市計画道路岩瀬北野線整備事業についてであります。 岩瀬北野線改良工事は、3工区に分けて発注しております。第1工区は10月に完成、第2工区と第3工区は既に工事着手の現状であります。内川橋側の第3工区は、一部流雪溝改良工事と重複している箇所があり、流雪溝工事が桧木内川の渇水期の施工となるため、工事完成が3月中旬ごろと予測をしております。また、要望がかない追加補正をいただいた国庫補助金は、岩瀬北野線の全線舗装工事の充当財源であります。これはアスファルトプラントが操業となる3月中旬の工事発注を考えております。 企業局であります。 温泉事業についてであります。 カラ吹き源泉は、ことしに入り関連施設の老朽化による漏水事案等で田沢湖高原温泉郷の皆様、入浴者の皆様に大変な御迷惑をおかけしておりました。しかし、新水沢源泉からの引湯管工事が10月31日に完成し、11月1日から供給を開始しております。11月21日には、議会の皆様を初め源泉所有者の塚本總業株式会社や温泉利用連絡協議会の皆様など、多くの関係者に御出席をいただいて、アルパこまくさにおいて通水式を執り行うことができました。 温泉事業は仙北市観光の主力で、市民の皆様などの健康維持と増進に、また、現在検討が進むヘルスケア事業にとって不可欠な存在であります。今後もしっかりと対応を続け、安全、安心な温泉の安定供給に加えて、旅館やホテルなど各事業者が行う引湯管更新などにも支援ができる制度設計を進めたいと考えております。 病院事業であります。 市立角館総合病院改築事業についてであります。 市立角館総合病院改築事業の工事進捗状況は、11月末現在で84%となっております。また、外構工事の残工事については、10月7日に万六建設株式会社と9,666万円で契約をしております。本定例会には、新病院の開院に伴う設置条例の改正を上程しております。開院日を、来年29年4月1日とし、位置の改正や病床数については、一般病床170床・精神病床36床とし、一般病床28床と精神病床19床を削減し、診療科目にリハビリテーション科を追加する内容であります。開院に先立ち、市民の皆様への内覧会も計画しております。竣工式は3月中を予定しておりますけれども、竣工式開催に伴う経費については、本定例会で補正予算をお願いしております。どうか御審議をよろしくお願い申し上げます。 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げましたが、本定例会に提案している案件は、報告関係2件、条例関係14件、予算関係13件、その他2件、指定管理者関係13件、人事関係1件、諮問関係1件の計46件であります。慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようお願い申し上げ、市政報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 市長の市政報告を終わります。 11時15分まで、暫時休憩します。                             (午前11時02分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時15分)--------------------------------------- △教育行政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 教育委員会の教育行政報告に入ります。熊谷教育長。
    ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 平成28年第8回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告させていただきます。 教育総務課であります。 仙北市学校適正配置研究検討委員会について。 仙北市の小・中学校の適正配置についての検討・研究を行っている仙北市学校適正配置研究検討委員会は、10月25日に第3回目の委員会を開催いたしました。これまでの委員会で、学校の適正配置について行ったアンケートの分析や学校適正配置のあり方等について協議を行ってきました。当日の委員会では、「学校統合を検討せざるを得ない状況とはどんな状況か」というテーマで協議が行われました。現在、これまでの協議内容を整理して、提言書としてまとめる作業に入っております。12月中には、委員会としての提言を取りまとめる予定となっております。 仙北市総合給食センター建設検討委員会について。 仙北市総合給食センターについては、7月28日に基本計画策定業務委託に係る入札が行われ、長岐設計建設事務所が落札し、12月中の完成を目指して、現在、基本計画策定を進めているところでございます。これに係る建設検討委員会は、これまで2回開催され、基本計画の内容検討、整備・運営事業手法、建設予定地等について協議を行ってまいりました。基本計画の完成後に第3回の委員会を開催し、今後の方向性について、再度、協議・検討を行う予定であります。 東北森林管理局長賞の受賞について。 9月7日、秋田県教育庁から、神代小学校が平成28年度秋田県学校関係緑化コンクールの学校環境緑化の部において、東北森林管理局長賞を受賞することになった旨の通知がありました。このコンクールは、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に、緑化教育等に取り組んでいる学校を表彰するものであります。特に学校環境、花壇活動、菜園活動、緑化教育などの取り組みが総合的に審査されるもので、学校の教育活動全体での環境教育等に取り組む質の高さが評価されたものであります。 神代小学校では、今後とも地域や諸団体と連携した取り組みを積極的に推進していきたいとのことでありました。 MOA美術館奨励賞の受賞について。 9月25日、大仙市の大曲市民会館で、MOA美術館(エムオーエー美術館、MOA Mokichi Okada Associates)県南地区児童作品展の表彰式が行われ、生保内小学校4年の北條雄大さんが最高賞にあたるMOA美術館奨励賞を受賞しました。 北条さんの受賞作は、「六情の木」という作品名で、生保内小学校に1本だけあるしだれ桜を想いながら、初めての宿泊体験を通じて得た友だちの大切さや健康のありがたさ、生命の大切さやたくましさを表現したものです。 この作品展には、県南地区24校から絵画373点、書写36点、計409点の出品があり、これらの作品の中から北条さんの作品1点が奨励賞を受賞し、来年2月に静岡県熱海市にあるMOA美術館で行われる全国展に県南地区を代表して出品されることになりました。 教育委員会といたしましては、今後とも、児童生徒の豊かな感性を生かした表現活動を奨励し、文化の薫り高い仙北市の将来を担う子どもたちの育成に努めてまいります。 全国学力学習状況調査の結果について。 9月30日、全国学力学習状況調査の結果が文部科学省から公表されました。この調査は4月19日に小学校6年生と中学校3年生を対象に、国公立の小・中学校が全て参加して全国一斉に実施されたもので、本市でも小学校7校、中学校5校が参加しております。 例年は、8月下旬に公表されておりましたが、一部の集計ミスにより公表が1カ月以上おくれていたものであります。公表された内容によりますと、秋田県は小・中学校ともに、9回連続で全国トップレベルという結果が出ております。本市の小・中学校の結果も報告されており、調査対象の国語及び算数・数学について、小学校、中学校とも全国平均を上回り、おおむね良好な結果となっております。 現在、北浦教育文化研究所が学習習慣や学習環境等に関する調査結果を含めた分析を行っており、研究所指導主事が成果と課題を踏まえた授業の改善に向けて、各校での取り組みを支援してまいります。 市内小・中学校の給食への地元産マイタケ提供について。 10月7日、市内の小・中学校12校の給食で、地元産の「原木マイタケ」が振る舞われました。このマイタケは、白岩地域運営体、菅原秀俊会長であります、が栽培したもので、15キログラムが提供されました。田沢湖学校給食センターでは、マイタケ入りのワカメスープを713食、角館学校給食センターでは、マイタケ入りわかめのみそ汁を1,072食、西木学校給食センターでは、マイタケ入りきつねうどんを335食提供し、各学校の児童生徒は、地元で栽培された安心・安全なマイタケを笑顔いっぱいに味わっておりました。 各給食センターでは、地元産給食食材の使用率向上に取り組んでおりますが、白岩地域運営体のマイタケのように、地元産で2,000食以上の給食食材を確保できるのは、非常にうれしいことで、今後も安全な地元食材を安心して食べられるよう、食材確保に努めてまいります。 学校給食展について。 10月22日と23日、仙北市産業祭において「ふれあいの学校給食~日本型食生活を見直そう~」をテーマに、学校給食展を開催いたしました。この学校給食展は、大曲仙北学校給食協議会と大曲仙北学校給食研究会の主催で行われており、今回は仙北市内の3つの学校給食センターの取り組み等を発信し、食育や学校給食への理解を深める目的で行われたものであります。 会場には、仙北市内の小・中学校の給食風景の写真や仙北市の学校給食の実物が展示されたほか、昔と今の給食風景のパネルや、昔の給食、現代の給食、郷土料理のフードモデルなどが展示されました。また、当日行われた豆つかみゲームは、箸の選び方・持ち方・つまみ方等を、ゲームを通して楽しく身に付けるもので、老若男女を問わず多くの方に参加していただき、皆さんの笑顔が会場いっぱいあふれておりました。 今回の開催に御協力いただいた大曲仙北学校給食協議会並びに大曲仙北学校給食研究会の関係者の方々と、仙北市産業祭の関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、今後も市内の学校給食センターを中心に、食育と食に関する地域連携を推進しながら情報の発信に努めてまいります。 各教育研究大会について。 10月26日に、生保内小・中学校を会場に、「小・中の理科教育の系統性と関連性」を主要テーマに、全県理科教育研究大会が開催されました。当日は、東京都足立区からの参加者も含め、全県各地から約120人の理科を研究教科とする教職員が集い、公開授業や分科会が行われました。特に、公開授業において、両校の子どもたちの理科実験への意欲的な取り組みや仮説・検証・考察などが素晴らしく、参加者からたくさんのお褒めの言葉をいただきました。今後とも、市内の子どもたちの科学的な思考力・判断力・表現力を育成する授業の構築に向けて、市内小・中一体となって研究を進めてまいります。 11月1日には、仙北市の教職員で組織している仙北市教育研究会が主催する第6回仙北市教育研究大会を、中川小学校、白岩小学校を会場に開催いたしました。当日は、市内小・中学校の教職員約170人が一堂に会し、公開授業のほか、全体会、分科会を行いました。全体会では、中川小学校、白岩小学校のそれぞれの取り組みなどが発表されました。分科会では、仙北市の重点事項であるふるさと学習や学力向上について、市内各校の実践も交えながら熱心に協議を行い、今後の研究の方向性を確認するなど、さまざまな成果を上げて終了いたしました。 角館小学校の公開研究会について。 11月11日に、角館小学校で国立教育政策研究所指定事業「教育課程研究指定校事業」小学校・特別活動の公開研究会が開催されました。この研究会は、平成27年度と平成28年度の2年間の指定事業で、これまでの研究実践の成果を6学年全ての学級での授業と学年別の研究協議会の場で公開いたしました。 子どもたちは、各学級で司会や記録係といった役割を分担しながら、どうすればよりよい学級になるかといった内容について真剣に考え、活発に発表し合いました。当日は、福岡県や京都府、埼玉県、栃木県といった遠方からの参加者を含め、120人余りの参加者がありました。授業参観の後は、熱心な研究協議が行われました。特に評価を受けたのは、全校一体となった組織的・計画的な研究への取り組みと、「互いの違いや多様性を生かす」、「建設的に考える」、「折り合いをつける」などの児童の思考力・判断力を育てる具体的な取り組みでした。 この日は、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官の安部恭子先生からの御指導と御講演をいただきましたが、調査官からも角館小学校の取り組みの先進性について高い評価をいただきました。 教育委員会といたしましては、角館小学校の研究成果を市内の各学校に波及させながら、今後も北浦教育文化研究所指導主事の支援を充実させ、来年度、角館小学校で開催される特別活動東北大会の開催に向けた取り組みを充実させてまいります。 中学校全県新人大会について。 11月12日から13日にかけて男鹿市運動公園体育館で行われた、第51回秋田県中学校秋季柔道大会で、角館中学校男子柔道部が団体第3位に輝きました。2回戦から登場した角館中は、井川中、二ツ井中に勝利し、準決勝では、御野場中に惜敗しましたが、敗者復活戦で土崎中に勝利し第3位に入賞しました。個人戦では、男子55キロ級で2年の小玉文汰さんが優勝、同じく60キロ級で2年の後藤善春さんが優勝、同じく73キロ級で2年の黒澤太雅さんが準優勝、90キロ級で2年の黒澤翔さんが準優勝と、男子8階級のうち4階級で決勝進出という見事な活躍が見られたほか、柔道女子個人戦57キロで2年の松本唯さんが優勝し、男女で個人戦全県優勝3人という快挙でした。 美郷総合体育館で行われたバドミントン競技では、生保内中1年の三浦悠さんが、個人戦で見事第3位に入賞しました。三浦さんは、秋田県バドミントン協会強化指定選手にもなっており、12月26日から28日にかけて青森県黒石市で行われる東北大会での活躍を期待したいと思います。 同じく11月12日、秋田市雄和の県営陸上競技場周回コースで行われた全県新人駅伝競走大会で、角館中学校女子が優勝、男子Aチームが第3位と大活躍いたしました。女子は、田沢湖駅伝、美郷新人駅伝に次ぐ優勝となり、角館中が毎日行っている5分間走や各部で行っている基礎体力づくりが駅伝大会でも結実したものであります。今後は、冬季間の練習で力をつけて、来春のさらなる活躍に期待したいと思います。 生涯学習課であります。 花のある街づくりコンクールについて。 今年度の「花のある街づくりコンクール」には、個人の部5件、団体の部4件、企業の部4件、地域環境の部4件の合計17件の応募がありました。3回目のコンクールとなったことしは、仙北市生涯学習奨励員が審査にあたり、現地訪問審査のために、事前の審査勉強会の開催や花の状態を考慮して、審査時期を7月と9月の2回にするなどの取り組みを行いました。10月上旬に部門ごとの最優秀賞を初めとする各賞を決定いたしました。表彰式は、10月29日に仙北市田沢湖地区文化祭開会式終了後、生保内市民体育館において開催し、受賞者のうち2個人、2団体、2企業、4環境保全団体に御出席いただき、賞状の授与を行っております。 中川小学校支援地域本部の文部科学大臣表彰について。 中川小学校に設置されている「中川小学校支援地域本部」が、平成28年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰に輝きました。学校支援地域本部事業は、地域住民や保護者等が参画する組織(本部)をつくり、地域一体となって学校の活動を支援するものです。具体的には、地域から選ばれたコーディネーターが学校からの支援や協力の依頼を受け、地域ボランティアに学校からの依頼内容を伝達し、学校活動の支援に結びつけます。 中川小学校支援地域本部は、平成22年度の設置以来、登下校時の安全指導、学校周りの環境整備に加え、特徴的な活動として、田んぼの学習支援「ニコニコ米栽培・販売」、放課後学習支援「まなびー教室」、伝統芸能継承支援「三省タイム(民謡・手踊り)」を継続的に実施しており、このたびの表彰につながったものと思われます。12月8日に文部科学省で行われる表彰式には、中川小学校の齊藤校長、コーディネーターの黒澤福子さん、同じく黒沢春美さんが出席する予定であります。 公民館であります。 仙北市文化祭について。 昨年度は、市制10周年を記念して統一会場で開催した仙北市文化祭ですが、今年度は例年の形態に戻り、市内3地区において開催されました。角館地区は、10月15日と16日に角館交流センターで、田沢湖地区は、10月29日と30日に生保内市民体育館で、西木地区は、11月3日に西木温泉クリオンと隣接する西木林業者等健康増進施設を会場に、各地区文化祭実行委員会や芸術・文化団体等が一体となり開催されております。 各地区それぞれに特色があり、日ごろの芸術文化活動の成果である作品を多数展示するとともに、角館・西木地区では芸能発表も行われ、3地区で延べ約1,600人ほどの皆さんが会場へ足を運び、芸術文化を楽しんでいただきました。 市民会館であります。 第3回市民会館自主事業ロビーコンサートについて。 11月12日に、3回目となる自主事業のロビーコンサートを開催しました。今回は、能代市を中心に、県内で活動するポップスバンド「EOS(イオス)」をお招きし、フォルクローレの代表的な楽器「サンポーニャ」を中心にした演奏会でした。市内はもとより、秋田市や湯沢市から参加したファンなど、80人を超えるお客様でにぎわいました。 フォルクローレを初め、「与作」、「ルパン三世」など、なじみの曲や斬新なアレンジのオリジナル曲まで、幅広い楽曲を圧巻の演奏力で表現し、会場からは大喝采が起こりました。今後も素晴らしい芸術を市民の皆さんに提供できるよう努めてまいります。 田沢湖図書館であります。 朗読コンサート「朱音の色」について。 11月11日に、朗読コンサート「朱音の色」を開催し、あかの色にまつわるさまざまな物語とコンサートを楽しんでいただきました。生誕120周年の宮澤賢治の童話から「よだかの星」、万葉集からは「相聞歌」、そして、郷土の生んだ直木賞作家、千葉治平の実姉である坂本梅子の詩集「挽歌」から、美しい言葉が紡ぎ出す、あかね色の世界をお届けしました。趣の異なるそれぞれの朗読と美しい旋律で構成されたステージに、およそ30人の来場者は静かに耳を傾け、詩情豊かなひとときを堪能していました。来たる12月16日にはクリスマスコンサートを開催いたします。今後も、図書や資料の充実だけでなく、多様な年代の方々に楽しんでいただけるイベントを開催し、親しみやすく、楽しんで利用していただける図書館を目指してまいります。 学習資料館・イベント交流館であります。 新潮社記念文学館名誉館長高井有一先生の御逝去について。 新潮社記念文学館名誉館長の高井有一先生が、去る10月26日に御逝去されました。高井先生には、角館図書館後援会主催の文化講演会において講師を努めていただいたほか、著名な作家を毎年仙北市へ招聘していただき、市民との交流に御尽力を賜りました。生前の御偉功に深く感謝申し上げますとともに、心から御冥福をお祈りいたします。 親族による密葬となったために、上京中の門脇市長が弔問に伺いました。12月12日に関係者によるお別れ会を開催する予定とのことですので、その際は、市と教育委員会からも出席し、高井先生にお別れをしたいと思っております。 なお、12月3日からは、館蔵品展「高井有一展」を開催する準備を進めております。亡くなられた高井先生を追悼する企画展になりますので、市民の皆さんからも、ぜひ御覧いただきたいと思います。 第56回文化講演会について。 11月12日に樺細工伝承館で第56回文化講演会が開催されました。新潮社の御協力により、ポスト・モダン文学の旗手であり、テレビやラジオでも活躍されている作家の高橋源一郎氏を講師にお招きし、「14歳で読む本」と題した講演をいただきました。高橋先生が教鞭を執られている大学ゼミの学生が本を読まなくなっていることや、高橋先生の母親世代と若い世代、そして自分たちの世代では、読む本に違いがあることなど、ユーモアを交えての幅広いお話は、予定時間を大幅に超過するほどに盛り上がりました。参加した150人ほどの聴講者からは、大変素晴らしい講演会だったとの感想をたくさんいただきました。 富木友治橡ノ木の話展について。 8月6日から11月27日まで、富木友治の生誕100周年を記念する企画展「富木友治橡ノ木の話展」を開催し、好評のうちに終了いたしました。会期中の11月10日には、朗読ボランティアやさいの花の皆さんの御協力により、朗読会「富木友治~橡ノ木の話展にて」を開催したところ、40人の方々に御参加いただき、大好評を得ました。 スポーツ振興課であります。 仙北市総合体育館(仮称)建設調査検討委員会について。 11月9日に、スポーツ関係団体(体協・スポーツ推進委員、スポーツ少年団)、学校、観光、商工等の関係者12人により、仙北市総合体育館(仮称)建設調査検討委員会を立ち上げ、第1回目の検討委員会を開催いたしました。 総合体育施設の建設につきましては、第2次総合計画にあるとおり、市民の生涯スポーツ活動や健康づくりの拠点施設として整備を計画しているものであります。また、全国規模のスポーツ大会などの誘致により、するスポーツはもとより、見るスポーツや支えるスポーツによる、スポーツ参画への意識向上を図るとともに、周辺施設との連携により多用途な運用が図られることから、全国規模のコンベンションやイベント誘致が可能となり、地域の活性化につながるものと捉えております。今後、視察研修等を行いながら、利用される市民やスポーツ団体の意向、コンベンション機能と大規模災害時の防災拠点施設としてのあり方など、意見、要望等を集約し、提言書をまとめる予定となっております。 希望郷いわて国体でのカヌー・弓道の活躍について。 10月に開催された希望郷いわて国体において、カヌー成年男子ワイルドウォーター・カヤックシングルで、本市の佐々木優選手が、他を寄せつけぬ圧倒的な力を見せつけ、3年ぶり2度目の優勝を果たし、国体通算4度目の優勝を飾りました。本市には、佐々木優選手やリオオリンピアンである佐々木将汰・翼兄弟らが使用する練習施設があることから、カヌー競技での東京オリンピック・パラリンピックに向けたホストタウン申請を行っております。佐々木選手らの今後の活躍を期待しつつ、カヌー競技のハード・ソフト面の環境整備を進めながら、次世代選手の発掘、育成へとつなげていきたいと思います。 また、弓道成年女子近的では、角館大弓会所属の齊藤美喜子監督、齊藤千明コーチが率いる本県チームが、初の全国優勝の栄冠を勝ち取りました。齊藤監督は、長年選手としても活躍され、今回、初めての国体采配で、優勝という快挙につながったものであります。齊藤コーチは、角館大弓会の会長も務められており、お二人のますますの御活躍を期待したいと思います。 全国スポーツ推進委員研究協議会功労者表彰について。 11月17日と18日に、福井県で開催された第57回全国スポーツ推進委員研究協議会において、本市スポーツ推進委員協議会委員長の渡辺勇悦さんがスポーツ推進委員功労者表彰を受賞されました。渡辺委員長は、これまで体育指導委員、スポーツ推進委員として永年にわたり地域のスポーツ振興、とりわけニュースポーツの普及に尽力されるとともに、スポーツ推進委員として自己の研鑽に励んでこられたことが受賞の理由となっております。今後も地域のスポーツ振興と市民への生涯スポーツによる健康増進の一翼を担っていただきたいと思います。 文化財課であります。 「角館祭りのやま行事」のユネスコ無形文化遺産登録について。 10月31日付けで、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関は、「角館祭りのやま行事」を初めとして18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」を無形文化遺産に登録するよう勧告しました。正式登録は、ユネスコが11月28日から12月2日まで、エチオピアで開催の政府間委員会で審査されます。勧告は尊重されるのが通例で、登録は、ほぼ確実であります。なお、県内では、秋田市の「土崎神明社祭の曳山行事」、鹿角市の「花輪祭の屋台行事」も、ともにユネスコ無形文化遺産登録予定となっています。 仙北市史跡巡りについて。 11月15日に、市内の史跡巡りとして、白岩城址の史跡見学を実施しました。この史跡巡りは、元秋田県教育庁文化財保護室長の大野憲司氏を講師に平成26年から開催しているもので、今回は25人の参加がありました。白岩城址(別名館山城址)は、築かれた年は定かではありませんが、秋田佐竹初代の佐竹義宣の弟である多賀谷宣家、後の岩城宣隆が、白岩に平城を築く前、白岩氏が戸沢氏に従属される以前の史跡、推定は1400年代であります、と思われます。山頂には、古城神社(荒神社)があり、当時の遺木と思われる古い松の大木があります。途中の見晴らし台からは、角館城址の古城山はもちろん、南方を望めば六郷方面も展望することができる場所であります。参加者からは、また参加したいとの声がたくさんあり、郷土の歴史に対する市民の意識の高揚がうかがわれます。仙北市の歴史をたどる企画は、今後も積極的に開催してまいりたいと思います。 田沢湖郷土史料館並びに武家屋敷公開事業の冬期閉館について。 4月20日から公開してまいりました田沢湖郷土史料館が11月10日で冬期の閉館に入りました。松本家も同日で公開を終了し、武家屋敷公開事業の岩橋家と河原田家、小田野家については、11月30日で公開を終了します。なお、岩橋家では、かくのだて歴史案内人による「冬がたり」が、12月から3月まで、毎週金・土・日・祝日等に、一日2回開催される予定であります。 平福記念美術館であります。 草なぎ興宗日本画展について。 8月1日から9月22日まで、「没後80年草なぎ興宗日本画展」が開催され、好評を博しました。多くの所蔵者の協力を得て実現した今回の展示は、平福百穂の画塾「白田舎」で学びながら32歳で早世した草なぎ興宗の素晴らしい作品が地元に残されていることが改めて確認され、郷土画人の新たな発掘につながりました。期間中の入館者は1,667人となっております。 佐藤待子作品展について。 10月1日から11月20日まで、「佐藤待子作品展」を開催いたしました。佐藤待子さんは、仙北市角館町の生まれで、角館高校卒業後にABS秋田放送に入社、番組の広報デザイン等を永年にわたり担当する傍ら、二科展デザイン部門等に出品し、数多くの入賞歴があり、昭和61年には、二科展会員に推挙されました。可憐な女の子や洗練された大人の女性、郷愁漂う風景をバックに描かれた女性など、94点の作品、イラスト等の展示により、多くの方に楽しんでいただけました。期間中の入館者は、2,265人となっております。 児童生徒県南美術展について。 12月3日から来年1月29日まで「児童生徒県南美術展」を開催いたします。この美術展は、子どもたちの美術を通しての表現力や発想力の向上、芸術に対する興味や関心を引き出すことを目的に、昭和53年から実施しているものであります。ことしで39回目を迎える冬の県南地区児童生徒美術展として恒例となっており、11月26日には、秋田大学名誉教授の佐々木良三氏を初めとした審査員による審査を終えております。子どもたちが一生懸命描いた力作を多数展示しておりますので、ぜひとも御覧いただきたく、皆様の御来館をお待ちしております。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 教育長の教育行政報告を終わります。 議会動静報告及び監査報告については、別に配付のとおりであります。--------------------------------------- △庁舎整備に関する調査研究について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、庁舎整備に関する調査研究についてを議題とします。庁舎建設特別委員長の報告を求めます。3番、熊谷一夫君。 ◆3番(熊谷一夫君) 庁舎建設特別委員会の最終報告をいたします。 本委員会の付託された庁舎研究について、会議規則第110条の規定により報告をいたします。 1、調査研究事項   庁舎建設に関する調査研究 2、調査研究の経過   (1)設置年月日、平成27年6月30日であります。   (2)委員会の開催回数は25回であります。 3、調査研究の結果 平成28年1月26日に統合庁舎の建設候補の最もふさわしい候補地として「角館駅前」を中間報告をいたしました。 この理由は、他の候補地では3分の2の同意が極めて困難な状況にあること、駅前という立地条件が将来のテナント収入に結びつく可能性が大きいことなどであります。 本委員会では、統合庁舎建設の実施設計の完成まで調査研究を行うとしておりました。 しかし、平成28年9月29日の庁舎の位置を変更する条例の否決に伴い、これまでに特別委員会が統合庁舎建設の必要性を確認し、実現のために、候補地を角館駅前とする議論を積み重ねてきたことが事実上、実現できなくなった。したがって、現行の組織のまま議論を継続するには、議会という組織での論理矛盾に陥り、極めて困難であることから、統合庁舎建設のための調査研究は終了することといたしました。 4、終わりに 議会では、市から提示された庁舎整備基本構想に特化する議論が必要として、庁舎建設特別委員会を設置して議論を重ねてまいりました。 結果として、より多くの市民の意向である統合庁舎建設が実現できなかった。これから地方交付税の一本算定による削減や人口減少に伴う税収の減などにより、ますます市財政は厳しくなります。より一層の緊縮財政を強いられることは、火を見るよりも明らかであります。 こうした状況下にあって、議会の結論としては、事実上、分庁舎方式を維持せざるを得ないことになりますが、建物の維持管理経費や老朽した角館庁舎の対策は、喫緊の課題であります。議会としても、これからの政策にあたり、より一層厳しい選択をせざるを得ない窮状に瀕している状況を、御理解をいただきたいと思います。 最後に、本委員会の調査研究のため、昼夜を問わず早急な対応をし続けていただいた当局参与、とりわけ企画政策課の担当各位には、心より感謝とお礼を申し上げ、庁舎建設特別委員会の報告といたします。                    庁舎建設特別委員会 委員長  熊谷一夫                             副委員長  黒沢龍己                               委員  高橋 豪                               委員  門脇民夫                               委員  大石温基                               委員  小田嶋忠                               委員  安藤 武                               委員  小林幸悦                               委員  稲田 修 なお、委員会協議の概要につきましては、配付のとおりでございます。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) これで庁舎建設特別委員長の報告を終わります。 質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。庁舎整備に関する調査研究については、ただいまの庁舎建設特別委員長の報告をもって終了することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、庁舎整備に関する調査研究については、ただいまの庁舎建設特別委員長の報告をもって終了することに決定しました。--------------------------------------- △議案第89号の上程、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第5、議案第89号 平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。 予算常任委員長の報告を求めます。12番、安藤武君。 ◆12番(安藤武君) それでは、9月14日の本会議において本委員会に付託され、同月29日に閉会中の継続審査となりました議案第89号平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について、審査の経過及び結果について御報告いたします。 御案内のとおり、本委員会の構成は、議長を除く全議員でありますので、要点のみ御報告をさせていただきます。 委員会は、9月14日、同月27日及び10月21日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において開催いたしました。 出席委員は、3日間とも17名で、欠席は9月14日が小田嶋委員、同月27日は八柳委員、10月21日は小田嶋委員であります。 青柳議長には、3日間とも職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者、戸澤代表監査委員、藤村総務部長、小田野地方創生総合戦略統括監、米澤市民福祉部長、平岡観光商工部長、浅利農林部長、武藤建設部長、伊藤会計管理者、運藤医療局長、畠山教育部長、草なぎ企業局長、加古総務部次長兼危機管理監、冨岡市民福祉部次長兼市民生活課長、戸澤総務課長、浅利財政課長、大山企画政策課長、ほか関係職員です。 会議の書記には、議会事務局高階補佐、藤岡補佐、堀川係長を任命いたしました。 9月14日には、議案質疑の後に、総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査することに決定いたしました。 9月27日には、より慎重な審査をするため、閉会中の継続審査申出を決定し、同月29日の本会議で可決されました。閉会中の10月11日に各分科会の審査を行い、同月21日には、本委員会を開催し、各分科会報告、同報告に対する質疑、会派質疑、討論、及び採決を行いました。したがって、全審査日数は、各分科会の審査も含め、延べ4日間であります。 それでは、各分科会審査の報告から、主な事項を抜粋して報告いたします。 初めに、総務文教分科会報告です。次の3点を要約して報告します。 1、職員研修について。 特に接遇については、各庁舎だけでなく、病院等においても、おしかりをいただいている。しばしば指導を行っており、改善していくよう努める。 2、秋田内陸縦貫鉄道株式会社運営費補助金について。 内陸線の定期利用者は、角館方面への学生定期がほとんどで、20人ほどの利用がある。定期利用の学生や観光客、それ以外の利用者の内訳としての分類は難しいが、可能であれば分類に努める。 3、給食費の滞納について。 平成10年から2,550万円ほどの滞納額がある。未納、滞納対策の基本方針として、現年度分の滞納をいかに少なくするか、滞納繰越の収納率をいかに上げるか、丁寧に対応している。具体には、児童手当からの引き去りや戸別訪問により、分納で対応していただくなど、少しずつ成果を上げてきている。 次に、市民福祉分科会の報告からは、昨年の贈収賄事件に係る塵芥処理費について要約して報告いたします。 平成27年度において、特殊な業務を発注する際の随意契約の件数は、かなりあった。昨年12月にガイドラインが策定されてからは、必要な随意契約について、ガイドラインに則り適正に処理している。指名審査会にかかる案件については、指名審査会で判断いただいている。 平成28年度になり、環境保全センターの常勤は3名となった。相互に相談し、それぞれ勉強しながら進めている。職場の環境は、いろいろ話し合える雰囲気もあり、非常に良い状況ではないかと思う。 「塵芥処理費の修繕費や委託料、使用料及び賃借料は、贈賄した会社へ、支払った金額も含まれてるのか。また、契約に基づいた施工を確認し、出来たものに対して支払ったことで間違いないか。贈賄した会社への支払いは全部終わったということか。」については、「支払い金額は、当然2社との契約によるものも含まれている。平成28年度以降は、発注した契約が適正に施工されているか、完成検査を行い支払っている。2社にかかわる債務については、顧問弁護士と相談をしながら支払いを進めてきたところである。検査未完了のものについては、今後、検査員が検査し確認をした上で支払うことになる。 次に、産業建設分科会報告からは、企業誘致対策事業費について、要約して報告します。 司食品工業の進出が困難となった反省点や課題については、会社という組織体と話し合いをすべきところを、社長1人の対応としてきたこと。覚書以上の具体的な書面の取り交わしができなかったこと。一つ一つの経過において、両者が理解した内容を書きとめる作業が欠けていたことが挙げられる。今後、企業誘致の手順、マニュアル、チエックリストの必要性も痛感している。チエックシートは、原案に近いものはあるが、完成したものではない。先進地の情報を得ながら、今年度中に完成させたい。初動段階で情報を得るようにして状況を判断し、企業体と市としての対応ができるような交渉をしたい。訴訟については、はっきり断念をしたわけではない。市政報告のとおりである。 委員からは、「現在、進行中の企業誘致の話もあるので、チエックリストの作成を早め、市民の税を投入するからには、慎重に行動すること。」などの意見があった。 討論では、不認定の立場から2人の討論があり、その概要は次とおりであります。 次の3点の理由から、不認定とする。 1点目は、企業誘致で司食品工業誘致に市民の大きな期待に応えるべく、2億5,000万円の経費をかけ、用地取得・造成・周辺の整備をした。議会としても雇用の創出に期待して後を押したが、結果として企業の進出断念に至った。この経緯から、初動の対応の不備、記録の不備、代表者1人だけとの対応、金融機関任せなど、基本的なルールの欠如が反省点として挙げられた。結果として、工業団地が残ったから「良し」と言えるのか。これから進出される企業にとって、適正な場所となり得るのか。取得した場所は有効活用されるのかということである。 2点目、補助金交付について。 監査委員の意見書の中で、補助金等の支出について述べられている。仙北市は、イベントが多く、多岐にわたる補助金交付があり、補助事業の目的・効果・実績の検証をすることである。特に各イベントに対する交付金は、運営全般に配慮されたものであり、中には、必ずしも適正な行使でないと判断されるケースも含まれている。 3点目は、マイナンバー制度について。この制度のため、平成27年度は5,200万円を超える経費をかけている。この制度は、情報の漏えいの心配はもとより、プライバシーの侵害となり、やがては徴税の強化、社会保障費・医療費の抑制強化となり、窮屈な暮らしを強いられると懸念され、制度自体、廃止を求める声も大きくなっている。 以上により、平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算は不認定とする。 もう一方は、企業誘致の結果について、議会にも一定の責任がある。初期の情報収集を銀行任せにしてきたこと、このことは、議会でも指摘し、「よく調べるべき」と再三申し上げたにもかかわらず、少数意見として耳を傾けないという事実もあった。また、議会側でも、そうした指摘を十分取り上げて議論をしなかったことを反省点として挙げなければならない。 衛生費での環境保全センター、廃棄物最終処分場の関係で贈収賄問題について、担当の常任委員会でも予算委員会の決算審査でも、十分チェック機能を果たせなかったこと。そのような決算の審査のあり方について、もう少し深く切り込んだ審査方法を検討するべきだという要望を強く申し上げて、平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算は不認定とする。 以上の討論の後、起立による採決の結果、議案第89号平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定については、不認定とすべきものと決定しました。 以上で、予算常任委員会の審査の経過と結果について、報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 昼になりましたけれども、この議案第89号だけ進めさせていただきたいと思います。--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会では、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略します。 これで予算常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第5、議案第89号 平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決します。 採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は不認定です。したがって、原案について採決をします。議案第89号 平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、議案第89号 平成27年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定については、不認定とされました。 13時10分まで昼食のため休憩します。                              (午後0時05分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時10分)--------------------------------------- △報告第12号~報告第13号の上程、報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第6、報告第12号 専決処分の報告について及び日程第7、報告第13号 専決処分の報告についての報告を行います。藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 報告第12号の報告をいたします。 議案綴りの6ページをお開きいただきたいと思います。 報告第12号 専決処分の報告について 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定に基づき報告します。 次のページをお開きください。 専決処分第9号 自動車事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したものです。 専決処分の期日は、平成28年9月14日です。 内容について御説明いたします。 この事故は、平成28年8月30日午前10時55分ころ、仙北市角館勝楽90番地20先の市道を時速20キロメートルぐらいで走行しておりました総合情報センターの公用車が、廃材用のコンテナに衝突して損傷させたものでございます。 和解及び損害賠償の相手方は記載のとおりでございます。 和解に至る経過でございますけれども、事故発生後、相手方と損害賠償について交渉した結果、和解したものでございます。 和解の内容は、仙北市が相手方に対して損害賠償金として10万2,610円を支払うものでございます。 なお、今後、いかなる事情が発生しても双方とも異議を申し立てないということを確約したものでございます。 次に、報告第13号について報告いたします。 8ページをごらんください。 報告第13号 専決処分の報告について。 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定に基づき報告します。 次のページをお開きください。 専決処分書です。 専決処分第10号 自動車事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したものでございます。 専決処分の期日は、平成28年10月1日でございます。 内容について説明いたします。 この内容は、先ほど報告第12号で報告しましたけれども、廃材用コンテナの先にありますブロック塀も損傷したということでございまして、所有者が違いますので別々の案件となっております。 和解及び損害賠償の相手方については、記載のとおりでございます。 和解に至る経緯でございますけれども、報告第12号と同じように事故発生後、相手方と損害賠償について交渉した結果、和解したものでございます。 和解の内容でございますが、相手方に対して仙北市が損害賠償金として3万3,192円を支払うものでございます。 この件につきましても、今後いかなる事情が発生しましても、双方とも異議を申し立てないということを確約しているものでございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これで日程第6、報告第12号 専決処分の報告について及び日程第7、報告第13号 専決処分の報告についての報告を終わります。--------------------------------------- △議案第107号~議案第112号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第8、議案第107号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第13、議案第112号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)までの各案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第107号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの10ページをお開きください。 議案第107号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 改正条文につきましては、次のページをごらんいただきたいと思いますが、別に配付してあります給与条例等に関する説明資料もあわせてごらんいただきたいと思います。 説明資料の1ページをお開きいただきたいと思います。 平成28年7月7日に秋田県人事委員会から、県議会議長及び県知事に対しまして、職員の給与等に関する報告及び勧告が出されております。この勧告の中で一般職の職員の期末勤勉手当のうち、勤勉手当を本年度について0.05カ月引き上げるという勧告がなされております。この改定にあわせまして、市議会議員の期末手当の支給率を引き上げるものでございます。 説明資料の7ページをごらんいただきたいと思います。 7ページ、上段の表をごらんいただきたいと思います。 この後説明します議案につきましても同様の改定となっております。 平成28年度につきまして、12月の期末手当の支給、現行100分の150となっておりますが、これを100分の5引き上げまして100分の155支給するというものでございます。平成29年度以降につきましては、6月の期末手当を現在の「100分の145」を100分の5引き上げまして「100分の150」として12月の期末手当を100分の150とするものでございます。 この条例に関しまして、平成28年度分の規定につきましては、施行期日が平成28年12月1日から適用するものでございます。平成29年度以降に関する部分につきましては、平成29年4月1日から施行するというものでございます。 次に、議案第108号の提案理由を説明いたします。 12ページでございます。 議案第108号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 次の13ページが改正条文となっておりますけれども、先ほどの資料をごらんいただきたいと思います。 2ページでございます。 議案第108号の説明資料でございます。 改正理由につきましては、先ほどの議案第107号と同様になっております。 この中で施行期日等につきましても、全て同様の改正というふうになっております。 次に、議案第109号の説明をいたします。 議案綴りの14ページでございます。 議案第109号 旧仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 改正条文は15ページとなっておりますけれども、改正内容につきましては前の2つの議案と同様のものでございます。 次に、議案第110号の説明をいたします。 16ページをお開きいただきたいと思います。 議案第110号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 改正条文は17ページでございますけれども、改正内容につきましては、これまでの3つの議案と同様の内容となっております。 次に、議案第111号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの18ページをごらんいただきたいと思います。 議案第111号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文は、次のページからとなっております。 説明資料は5ページとなっておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。 先ほども言っておりましたけれども、秋田県人事委員会からの勧告があったものでございまして、一般職の職員に関する勧告でございますが、内容としまして給料、期末勤勉手当、扶養手当に関して勧告がなされております。 給料につきましては、若年層を重点に引き上げるものということになっております。 期末勤勉手当につきましては、勤勉手当について0.05カ月引き上げて、年間の支給月数を4.1カ月とするものでございます。 扶養手当につきましては、配偶者分につきまして、現行1万3,000円から半額の6,500円に引き下げるものです。 子どもに関する部分につきましては、現行の6,500円を1万円に引き上げるというものでございます。 なお、任期付き職員についても同様の改定がされております。 施行期日につきましてですけれども、給料に関する部分については、平成28年4月1日からということでございます。 期末勤勉手当の平成28年度分については、公布の日から施行し、平成29年度以降については、平成29年4月1日から施行するものです。 また、扶養手当につきましては、平成29年4月1日から段階的に適用するというものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、議案第112号の説明をいたします。 補正予算書綴り、薄いほうといいますか、の綴り、一般会計補正予算綴りをごらんいただきたいと思います。 平成28年度一般会計補正予算綴りの1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第112号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正ですが、歳入歳出それぞれ34万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を201億1,815万2,000円とするものでございます。 内容につきましては、4ページをごらんいただきたいと思います。 歳入につきましては、18款1項1目の前年度繰越金34万6,000円を追加して今回の補正財源とするものでございます。 歳出でございますが、1款1項1目議会費の説明欄、議員報酬等に34万6,000円を追加するものでございますが、これは先ほど説明しました議案第107号の条例改正に伴う市議会議員の期末手当分ということでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。 初めに、議案第107号について質疑ありませんか。ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑なしと認めます。 次に、議案第108号について質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第109号について質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第110号について質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第111号について質疑ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 先ほど藤村総務部長から説明をいただきましたので、二、三ちょっと簡単にお聞きしたいと思います。 今回の秋田県の人事院勧告に基づくわけでございますけども、若年層、若い方々の職員の引き上げをまず重点的にするというふうなことですが、大体仙北市においては、どれくらいの上げ幅になるのか、もし試算しているとすればお答え願いたいとともに、仙北市は県内あちこちの市があるわけでございますけれども、県南も含めてラスパイレスは下のほうじゃないかなと思うんですが、これに伴ってどのような変化するのか、また、把握なさっているとすれば、それについてもお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 1つ目の御質問でございますけれども、給料表の一番下というか最初に適用される部分ということで、1級の1号級でございますが、ここが引き上げ率で1.03%となっております。一番高いといいますか、結局一番上がったところですけれども、7級の61号となっておりますが、ここは0.05%の引き上げというふうになっております。 それから、ラスパイレスの件でございますが、現在、市の中では下位ということで、これと同様の引き上げが各市で行われますと、全体としての順位と言いますか、それは変わらないものと考えております。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) この基本給、初任給の改定は非常にこれはふさわしいことではないかと思うんですけども、現在、初任給をいただいている方々を含めて4月1日からは平成29年に採用なさる方、当然おられると思うんですが、そういう方々が全ての方が適用になるというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 適用になります。 ○議長(青柳宗五郎君) 高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第112号について質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 これで議案第107号から議案第112号までの各案に対する質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第107号から議案第112号までの各案については、会議規則第39条3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第107号から議案第112号までの各案については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 議案第107号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。2番。 ◆2番(高橋豪君) お疲れさまです。 議案第107号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から討論を行います。 本議案については、人事委員会の勧告に基づく特別職及び職員等の給与改定に伴い、議会議員の期末手当の支給額を報酬月額の0.05カ月分増額する条例改正案でございます。 しかし現在、市政は、御存じのとおり統合庁舎整備の課題をめぐり、多くの住民に混乱を招いている状況下にあり、その責任は当然、議会にもあるのではないでしょうか。今後、議会は、こうした状況に対して新たな庁舎整備の道筋をつけるとともに、このことによって招くであろう将来の住民に対する負担等を軽減する方策についても打ち出す必要性があると思います。 また、これとは別に混乱の責任をどのようにとるかについても議論の上、できるだけ速やかに実行するべきであるものと考えます。 この条例改正は、議案第112号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)とも関連しておりますが、人事院勧告とはいえ、そうした作業に先立って市民の混乱をよそに議員報酬を増額するものであり、現状でこれを受けるのは多くの市民の理解が得られるとは思われませんし、つじつまが合わず、おかしいと考えますので、反対をいたします。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 2番、高橋豪君の討論を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第108号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第109号 旧仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第110号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第111号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。はい、17番。 ◆17番(高久昭二君) 仙北市の一般職の職員の給与並びに旅費等に関する条例の今回の勤勉手当の改正については、賛成するものであります。 がしかし、市民の多くの方々は、自営業者、零細企業、さらには非正規職員、パート、臨時パートなどということで、非常に今、安倍内閣の進めているアベノミクスも、ほとんどこういうふうな地方には余り効果が期待できないというふうな中でのまた改正であり、TPPも今後の雲行きによっては、どのようになるかということで非常に疲弊してございます。農家の方々も。 そういう中でありますので、確かに全県的にはラスパイレスも仙北市職員は下位のほうだとは思いますけれども、がしかしながら、そういうふうな方々に比較して一般職員は何ていいますか、仙北市職員は羨望の的でありますので、何とかそういうことも肝に銘じて、心の片隅に入れて、やっぱり市政の、それから市民サービスの向上に、市民の方々に顔を向けて頑張っていただくことを特に要望し、また今後、高すぎる国民健康保険税などもますますこれから厳しくなる一方でございますので、少しでも今後は全県が1つになるというふうなことは予想されてございますけども、仙北市においても少しでも引き下げるというふうなことも努力していただくことを強く要望して、この本議案に賛成するものであります。 以上をもって討論を終わらせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第112号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)の討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これで議案第107号から議案第112号までの各案に対する討論を終わります。 これから採決を行います。 議案第107号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償に対する条例の一部を改正する条例制定について採決をいたします。 この採決は起立によって行います。 起立採決にあたり、お諮りをいたします。起立しない方は、反対とみなすことに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、起立しない方は反訳とみなすことに決定いたしました。 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、議案第107号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、否決されました。 議案第108号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例制定について採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第108号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 議案第109号 旧仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第109号 旧仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 議案第110号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第110号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 議案第111号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について採決を行います。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第111号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 議案第112号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)を採決します。 この採決は起立によって行います。 起立のしない方は反対とみなすことに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、起立しない方は、反対とみなすことに決定いたしました。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立なしです。したがって、議案第112号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)は、否決されました。 暫時休憩します。                              (午後1時40分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時40分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) お諮りいたします。本定例会には、平成28年度仙北市一般会計補正予算(第5号)が上程されています。ただいま議決されました平成28年度仙北市一般会計補正予算(第4号)の結果により、平成28年度仙北市一般会計補正予算(第5号)について、その条項、字句、数字、その他の整理に要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第113号~議案第148号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第14、議案第113号 仙北市犯罪被害者等見舞金支給条例制定についてから日程第49、議案第148号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれ提案理由の説明を求めます。 議案第113号は、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第113号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの46ページをお開きいただきたいと思います。 議案第113号 仙北市犯罪被害者等見舞金支給条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをごらんください。 条文につきましては51ページまでとなっておりますけれども、この条例の制定目的でございますが、犯罪行為により死亡もしくは障害を負った市民に対し見舞金を支給し、生活の安定と精神的被害の軽減を図るものというものでございます。 金額につきましては、死亡見舞金について30万円、障害見舞金について10万円とするものでございます。 この条例の施行期日でございますが、平成29年4月1日とするものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第114号、平岡観光商工部長。 ◎観光商工部長(平岡有介君) 議案第114号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの51ページをごらん願います。 議案第114号 仙北市地域活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例制定についてでございます。 条例を別紙のとおり制定するにあたりまして、本議会における議決をいただきたいというものでございます。 この条例制定の背景といたしまして、国の地方拠点強化策の一環として地方再生法が平成27年8月10日に一部改正されてございます。これには企業が地方に本社機能等を移転拡充した場合におきまして、これに対して自治体が地方税の不均一課税を行った際の減収補てんなどの特例措置が定められてございます。これを踏まえまして本市においても固定資産税の課税の特例の措置を制度化することによりまして市の企業立地を促進し、産業経済の振興を図ることとしたところでございます。 現在、本市には企業立地促進条例による固定資産税相当額の奨励金の交付制度等がございますが、この条例整備によりまして本社機能の事務所移転等の対象事業に関しましては、固定資産税の減収分について地方交付税によりまして一定の補てん措置が講じられることになってございます。 次ページ52ページの条文をごらんいただきたいと思います。 第1条には、趣旨を掲げてございます。地方活力向上地域において整備計画に基づいて特定業務施設を新設、増設した事業者に対し、固定資産税の不均一課税を行うことについて定めるという趣旨でございます。特定活力向上地域と申しますのは、人口産業集中地域以外の地域でありまして、活力の向上を図ることが特に必要な地域ということで、仙北市内の該当地域が対象となってございます。 第2条では用語の定義を、第3条は固定資産税の特例措置の対象となる事業の区分として、本社機能を移転し、特定業務施設を整備する移転型事業及び地方にある本社機能を拡充し、特定整備施設を整備する拡充事業を掲げてございまして、それぞれの年度ごとの課税税率を定めてございます。 第4条は、特例措置を受けるための指定等の手続を、次ページ第5条では、特定業務施設における新たな従業員の雇用条件などの指定基準を定めてございます。 第6条では、特例措置の期間を3年とすること、第7条で、相続、合併などがあった場合の継承、第8条では、指定の取消、第9条では委任について定めてございます。 なお、施行期日については、条例公布の日からとしてございます。 以上で説明を終わります。 よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第115号から議案第118号まで、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第115号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの54ページをお開きいただきたいと思います。 議案第115号 仙北市議会議員及び仙北市長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページが改正条文となっておりますが、この改正につきましては、選挙運動に係る経費の公費負担の限度額につきまして、平成26年度の消費税率、これは5%から8%になった部分でございますが、改正されたことによりまして、その3%相当分の限度額を引き上げる旨の公職選挙法の施行令の改正が行われました。この改正の趣旨にかんがみまして、本市でも条例の改正を行うものでございます。 改正の対象となる費用でございますけれども、選挙運動用自動車、これはレンタル方式でやっている場合ですけれども、その借上料と燃料代です。それから、選挙運動用のポスター、これは何ていうんですか、企画費と作成費という言い方してますけれども、原稿をつくる分と印刷する分という、この限度額を引き上げるというものです。また、市長選挙に限りますけれども、選挙運動用ビラの作成費、これらの経費の引き上げというものでございます。 次に、議案第116号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの56ページをごらんいただきたいと思います。 議案第116号 仙北市職員の定年等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 改正条文は、次の57ページでございますが、この改正は、現在65歳となっております医療業務を行う医師及び歯科医師の定年の年齢について、医師確保の現状を考慮しまして、診療所において医療業務に従事する医師及び歯科医師の定年を70歳とするというものでございます。 施行期日につきましては、公布の日としております。 次に、議案第117号の提案理由を説明します。 次の58ページをごらんいただきたいと思います。 議案第117号 仙北市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 改正条文につきましては、次の59ページでございますが、内容につきましては、配偶者が海外勤務する場合に、それに同行する職員の休業に関する期間について、これまで延長1回ということでしたが、再度延長できる事情について規定するものということでございます。 次に、議案第118号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの60ページをお開きいただきたいと思います。 議案第118号 仙北市市税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文が次の61ページから66ページまでとなっておりますけれども、改正の趣旨は、日本と租税条約が締結されておりません台湾との間で二重課税の問題が生じております。このため、租税条約という国際条約ではないものの民間同士の取り決めとしての位置づけで、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税防止のための取り決めが公益財団法人交流会と亜東関係協会との間で、平成27年11月26日に結ばれておりまして、相互協力することが定められております。このことを国内法で実施することを目的としまして、本年度平成28年度の税制改正において所得税法が改正されたことに伴いまして、市税条例も同様の改正をするものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第119号について、米澤市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(米澤実君) それでは、議案第119号につきまして、提案理由を御説明させていただきます。 議案綴りの67ページをごらんください。 議案第119号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 提出年月日は、平成28年11月29日でございます。 先ほど説明がありました議案第118号と同様に、所得税法が改正されたことによる国民健康保険税条例の整備に伴う改正でございます。 68ページ以降の条文等につきましては、国民健康保険税については、特例適用利子等の額及び特例適用配当等を総所得金額に含めて所得割額の算定を行うため、条例を整備するものでございます。 施行期日は、平成29年1月1日からでございます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第120号について、運動医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(運藤良克君) 議案綴りの70ページをごらんいただきたいと思います。 議案第120号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをごらんいただきたいと思います。 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を次のように改正するものです。 今回の改正は、来年4月に新角館総合病院が開院することに伴いまして、病院の位置、病床数等を改正するものでございます。 開院は4月1日、外来は4月3日からを予定してございます。 第2条第2項の表中、市立角館総合病院の位置を「上野18番地」から「岩瀬3番地」に改めるものでございます。 第4条第2項の表中、市立角館総合病院の項を次のように改めるもので、診療科に「(14)リハビリテーション科」を加え、一般病床の病床数を現在の198床から170床に、精神病床を55床から36床に改めるものでございます。 附則、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 14時10分まで暫時休憩します。                              (午後1時56分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時09分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 先ほど平成28年度仙北市一般会計補正予算(第5号)につき、字句等の整理を議長に委任されています。補正予算の内容については変更がありませんので、補正予算前後の額等については、予算委員会までに修正の一覧を提出しますので、ただいまの説明はお手元の配付資料のとおりに行ってください。 以上です。--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第121号から議案第123号まで、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) それでは、議案第121号の提案理由を説明いたします。 議案書綴りの72ページをお開きいただきたいと思います。 議案第121号 仙北市生保内財産区管理会条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 次の73ページが改正条文となっておりますけれども、この改正は、生保内財産区管理会委員の選任について、選挙によって選出することになっておりますけれども、これまでその選挙の方法について、町村で実施する農業委員の選挙によることに規定しておりましたけれども、農業委員会等に関する法律の改正が本年4月に行われまして、農業委員が今度、選挙による農業委員の選出がなくなりました。そのために、その選挙に関する規定が法律から全て削除しておりますので、今後、生保内財産区管理会委員の選挙の方法については、公職選挙法の財産区の特例という公職選挙法第268条の規定を適用して行うというふうに改正するものでございます。 次に、議案第122号の提案理由を説明いたします。 平成28年度一般会計補正予算綴り1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第122号 平成28年度仙北市一般会計補正予算(第5号)は次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ5,873万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を200億5,942万円とするものです。これは先ほどの一般会計の4号の議決結果によりまして34万6,000円が減額になるものでございますが、先ほどの議長の指示によりまして、配付してある議案のとおり説明させていただきます。 次に、第2条、繰越明許費でございますが、6ページをごらんいただきたいと思います。 第2表繰越明許費、これは2款1項あきた未来づくり協働プログラム事業1億7,898万5,000円を来年度、平成29年度まで繰り越して使用できる経費とするためのものでございます。 次に、第3条の債務負担行為の補正でございますが、これは7ページ、第3表債務負担行為補正、変更であります。西木温泉ふれあいプラザ管理運営業務委託の限度額を5,532万円増額しまして2億4,152万円とするものでございます。 債務負担行為の期間でございますが、平成33年度までということでございます。 この後説明します議案第139号の公の施設の指定管理の指定について御審議いただきます西木温泉ふれあいプラザクリオンの指定管理料の上限額について、現在施行しております温泉プールの改修に伴うプールの運営を再開する予定でございますが、それに要する経費分を増額するものでございます。 次に、第4条の地方債の補正でございますが、8ページをごらんいただきたいと思います。 第4表、地方債補正、1つ目が追加でございまして、障がい者支援施設かわ舟の里角間川改築事業費補助金の財源とするものでございます。限度額が1億6,800万円でございます。これは、この表の3、廃止のところにあります大曲仙北広域市町村圏組合法人助成費負担金としてありました広域市町村圏組合を仲介しまして間接補助ということで予定しておりましたけれども、事業主体であります社会福祉法人へ直接補助とするために追加として行いまして、広域のほうの部分については廃止するというものでございます。 次に、その下の1の追加のほうの2段目でございますけれども、地域総合整備資金貸付事業、すいません、先ほど失礼しました。かわ舟の里の限度額ですけれども、1,070万円です。大変失礼しました。 2段目のほうの地域総合整備貸付金貸付事業費のほうの限度額が1億6,800万円でございます。これは株式会社まちやホテルが実施しております宿泊施設の整備事業へのふるさと融資の財源とするものでございます。 次に、2つ目の変更でございます。道路橋りょう整備事業債の限度額を840万円増額しまして1億7,570万円とするものでございまして、これは市道大沢田子ノ木線の局部改良の財源とするものでございます。 次に、11ページをお開きいただきたいと思います。 主な内容につきまして、事項別明細書で説明いたします。 初めに、歳入でございます。 11款1項1目の説明欄、農業基盤整備促進事業費分担金2,095万6,000円の追加は、農地拡大や暗渠排水事業の受益者分担金の分でございます。 次に、13款2項2目の説明欄、地域介護・福祉空間整備推進交付金176万7,000円の追加は、高齢者福祉施設の防犯強化対策への国庫補助でございます。 同じく説明欄、臨時福祉給付金、経済対策分の給付事務費補助金372万4,000円の追加は、消費税率の引き上げに伴いまして、軽減税率等の制度導入までの間の低所得者に対する給付事務への国庫補助でございます。 14款1項県負担金は、全て県からの権限委譲に係る事務費でございます。 その下、14款2項2目の説明欄、福祉医療費補助金の95万7,000円の追加でございますが、これは福祉医療費の実績見込みによる県補助でございます。 同じく説明欄、地域密着型サービス施設等整備事業費補助金3,200万円の減額、それから、その次の福祉施設開設準備経費等支援事業費補助金558万9,000円の減額でございますが、これは整備を予定していた事業者が申請を取り下げたことによる減額でございます。 次の12ページをごらんいただきたいと思います。 上段の説明欄、秋田県市町村こどもの国づくり交付金420万円の減額につきましては、継続事業として見込んでおりました事業が終了したことによるものでございます。 同じく4目の説明欄、農業基盤整備促進事業費補助金2,395万1,000円の減額につきましては、国の制度改正に伴う補助体系の変更によるものというものでございます。 同じく説明欄の担い手確保経営強化支援事業費補助金177万円の追加は、国の二次補正によるもので、農業機械等の購入に対しての補助ということでございます。 次に、同じく説明欄の森林・林業再生基盤づくり交付金225万9,000円の減額につきましては、国の交付金額の確定によるものでございます。 次に、17款1項1目の説明欄、財政調整基金繰入金2億1,500万円の減額でございますが、これは本年度の一般会計第2号の補正予算の際に統合庁舎の建設予定地の購入費の財源として繰り入れしました3億円のうち、今回の補正財源を除いた部分の金額を減額するものでございます。 次に、19款5項6目の説明欄、スポーツ振興くじ助成金288万4,000円の減額は、事業費の確定によるものでございます。 それから、13ページでございます。説明欄、クニマス未来館設計違算賠償金2,102万円の追加でございますが、これは設計事業者に対しまして設計の違算に対しての賠償を請求したものでございます。 次に、20款市債でございますが、ここにつきましては、先ほど第4表の地方債補正でも説明しましたけれども、説明欄の地域総合整備資金貸付事業債1億6,800万円の追加につきましては、株式会社町家ホテルに対するふるさと融資の財源とするものです。 同じく説明欄の大曲仙北市町村圏組合法人助成費負担金1,070万円の減額とかわ舟の里角間川改修事業費補助金1,070万円の追加ということで、これは先ほど言いました間接補助から直接補助へ変えたことによるものということでございます。 次に、土木費でございます。説明欄の道路橋梁整備事業債の840万円の追加につきましては、市道の大沢田子ノ木線の局部改良の財源とするものでございます。 次に、歳出のほうの説明をいたします。 14ページとなりますけれども、初めに、各款項目の説明欄に職員給与費の補正が計上されておりますけれども、これは先ほどの給与改定分と本年度当初予算編成時からの職員の異動に伴うものの両方の分が含まれているものでございます。 初めに、26ページをごらんいただきたいと思います。 (2)給料及び職員手当の増減額の明細という表がございます。この中で給料の制度改定分、給与改定分が171万8,000円の増額、それから、職員手当のほうで制度改正分が567万円の増額というふうになっております。 それでは、14ページのほうにお戻りいただきたいと思います。 主な歳出の部分について御説明いたします。 2款1項5目財産管理費の説明欄、庁舎整備事業費3億円の減額につきましては、統合庁舎建設用地取得議案の議決結果によって減額するものでございます。 次に、6目企画費の中の説明欄、総合行政情報システム管理費143万6,000円の追加は、情報セキュリティ強化、ウイルス対策のための導入のための経費でございます。 同じく説明欄、あきた未来づくり協働プログラム事業費1,977万6,000円の追加は、設計違算によります工事費の足りなくなった分の追加ということでございます。 同じく説明欄、地域総合整備資金貸付金1億6,800万円の追加は、先ほどから歳入のほうでも述べました株式会社町家ホテルが実施する中心市街地宿泊施設整備事業に対するふるさと融資でございます。 次に15ページに移りまして、上段の11目諸費の説明欄、集落集会所建設事業費補助金41万円の追加は、角館町中川の川崎文化振興会館の改修事業への補助金でございます。 次に、16ページに移ります。 3款1項1目の説明欄、臨時福祉給付金、経済対策分の給付事業費372万5,000円の追加ですが、これは平成26年の消費税率引き上げの影響緩和のための制度導入、軽減税率等のことでございますけれども、それまでの間の暫定的な措置として低所得者に対する給付を行うものでございます。 2目の障害者福祉費の説明欄、大曲仙北広域市町村圏組合法人助成費負担金1,133万4,000円の減額と次の障がい者支援施設かわ舟の里角間川改築事業費補助金1,133万4,000円の追加は、歳入のほうでも述べましたように、間接補助から直接補助に移行したことによるものでございます。 3目老人福祉費の説明欄、地域介護・福祉空間整備推進事業費176万7,000円の追加は、相模原市の障がい者施設の、高齢者施設の事件を受けまして、高齢者福祉施設の防犯対策強化に充てるための事業でございます。 同じく説明欄、地域密着型サービス施設等整備事業費補助金3,200万円の減額、それから、介護施設開設準備経費等支援事業費補助金558万9,000円の減額でございますが、これにつきましては、小規模多機能型居宅介護事業所の開設申請を行っておりました事業者が事業申請を取り下げたことによる減額でございます。 7目医療給付費の説明欄、福祉医療費191万6,000円の追加でございますが、これは実績見込みによるものでございます。 17ページに移りまして、4款1項5目診療所費の説明欄、国民健康保険特別会計神代診療施設勘定繰出金1,428万2,000円の追加ですが、これは神代診療所の診療報酬等の減額見込みにより繰り出すものでございます。 次に、18ページに移ります。 6款1項3目農業振興費の説明欄、担い手確保経営強化支援事業費補助金177万円の追加は、農地の集積や集約化を担う中心経営体が行う農業機械等の導入に対する支援経費でございます。 5目の農地費の説明欄、農業基盤整備促進事業費5,107万2,000円の追加と農業基盤整備促進事業費補助金5,047万円の減額でございますが、これは制度改正によるものというものでございます。 19ページでございます。 7款1項3目観光費、説明欄の国際観光宣伝・誘客事業費90万7,000円の追加、同じく説明欄、がんばれ合宿応援事業費60万円の追加、同じく説明欄、台湾修学旅行誘致促進事業費20万4,000円の追加は、外国語観光パンフレットの増刷や高雄国際マラソン等連携事業、合宿利用者や修学旅行者の増加によるものでございます。 次に、8款2項3目道路新設改良費の説明欄、道路改良事業費940万円の追加ですが、これは歳入でも述べました市道大沢田子ノ木線の局部改良の事業費でございます。 21ページに移りまして、10款1項2目の説明欄、仙北市ウインタースポーツパワーアップ事業費補助金179万2,000円の追加は、小・中学校のスキー教室時のリフト代の助成経費でございます。 それから、2項小学校費2目教育振興費の説明欄、児童派遣費補助金111万1,000円の追加、それから、3款中学校費2目教育振興費の説明欄、生徒派遣費補助金146万1,000円の追加は、クラブ活動等で東北大会などに出場する児童・生徒を支援するものでございます。 次に、22ページでございます。 10款6項1目保健体育総務費の説明欄、総合型地域スポーツクラブ事業実施補助金320万4,000円の減額は、事業の確定によるものでございます。 次に、議案第123号の提案理由を説明します。 別冊となっております特別会計補正予算書綴りの1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第123号 平成28年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ4,341万7,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ40億1,441万7,000円とするものでございます。 内容につきましては、4ページをごらんいただきたいと思います。 歳入歳出ともに2款の集合支払の部分の補正でございまして、説明欄のところにあります職員給与費4,341万7,000円、これは歳入歳出とも一緒でございます。このうち854万7,000円が給与改定分によるものでございます。それ以外につきましては、職員の異動等による人件費の精算見込みによる補正ということになっております。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第124号から議案第126号まで、武藤建設部長。 ◎建設部長(武藤義彦君) 議案第124号について提案理由を御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の13ページをお開き願います。 平成28年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ260万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億5,090万円とするものでございます。 第2条、地方債の変更は、第2表地方債補正によるものでございます。 それでは、主なものを事項別明細書で説明いたします。 17ページをお開き願います。 初めに、歳入について御説明いたします。 7款1項1目公共下水道事業債につきましては、流域下水道事業債を260万円増額し、1億8,710万円とするものでございます。 次に、歳出について説明いたします。 1款1項1目一般管理費及び2目浄化センター費の減額は、人件費の減額によるものでございます。 2款1項1目公共下水道事業費258万6,000円の増額は、流域下水道大曲処理区負担金でございますが、国の補正による事業費の増額に伴うものでございます。 次に、25ページをお開き願います。 議案第125号 平成28年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ27万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,397万6,000円とするものでございます。 それでは、主なものを事項別明細書で説明いたします。 28ページをお開き願います。 歳入について説明いたします。 2款1項1目集落排水使用料については、滞納繰越分17万9,000円を増額し、4,131万3,000円とするものでございます。 5款1項1目繰越金につきましては、前年度繰越金9万7,000円を増額するものです。 次に、歳出について説明いたします。 1款1項1目一般管理費62万6,000円の増額は、人件費の増額によるものでございます。 1款1項2目農業集落排水施設管理費35万円の減額は、歳入歳出の調整によるものでございます。 次に、35ページをお開き願います。 議案第126号 平成28年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,190万2,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書で説明しますので、38ページをお開き願います。 歳入について御説明いたします。 4款1項1目繰越金10万2,000円の増額は、前年度繰越金でございます。 次に、歳出について説明いたします。 1款1項1目一般管理費15万7,000円の増額は、人件費の増額によるものでございます。 以上で議案の説明を終わります。 よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第127号から議案第128号まで、米澤市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(米澤実君) 議案第127号 平成28年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。 平成28年度仙北市特別会計補正予算書の45ページをごらんください。 平成28年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を次のように定めるものです。 第1条、田沢診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ152万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,697万4,000円とするものです。 2項、神代診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ978万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,584万6,000円とするものです。 補正予算の主な内容につきましては、事項別明細書により説明いたします。 初めに、田沢診療施設勘定です。 48ページをごらんください。 歳入ですが、1款診療収入1項外来収入は実績見込みにより、合計で157万円の減額、2項その他の診療収入は、8,000円の減額、2款使用料及び手数料は、実績見込みにより1万6,000円の増額、4款繰越金は、額の確定に伴う3万6,000円の増額でございます。 49ページの歳出につきましては、1款総務費138万6,000円、2款医業費190万円で、ともに実績見込みによる減額でございます。 予備費につきましては、176万円の増額でございます。 次に、神代診療施設勘定です。 59ページをごらんください。 歳入ですが、1款診療収入1項外来収入は、合計で2,323万9,000円、同款2項その他の診療収入は70万6,000円の減額、2款使用料及び手数料は、実績見込みによる8万6,000円の減額、3款繰入金1,428万2,000円の増、4款繰越金3万5,000円は、額の確定に伴う増額でございます。 60ページになります。 5款諸収入は、実績見込みによる7万1,000円の減額でございます。 また、歳出につきましては、61ページとなります。 1款総務費530万9,000円、2款医業費447万6,000円、ともに実績見込みに伴う減額でございます。 以上で議案第127号の説明を終わります。 次に、議案第128号でございます。平成28年度仙北市介護保険特別会計補正予算について提案理由を御説明いたします。 平成28年度仙北市特別会計補正予算書の69ページをごらんください。 平成28年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)は次のように定めるものです。 第1条、歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額を第1表歳出予算補正のとおりとするものでございます。 72ページをごらんください。 歳出1款総務費1項施設管理費の職員給与費を1,777万4,000円増額しまして、4款予備費から同額を減とするものでございます。 以上で議案第128号の説明を終わります。 両案とも御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第129号、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第129号の提案理由を説明します。 補正予算書綴りの79ページをお開きいただきたいと思います。 議案第129号 平成28年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)は次の定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ12万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を6,581万3,000円とするものでございます。 82ページをお開きいただきたいと思います。 内容について御説明いたします。 歳入は、2款1項1目、説明欄、前年度繰越金12万8,000円の追加でございますが、これは今回の補正財源として予算化するものでございます。 歳出でございます。 2款1項1目の説明欄、職員給与費12万8,000円の追加は、このうちの給与改定分が2万3,000円、それ以外は職員の異動に伴うものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第130号について、草なぎ企業局長。 ◎企業局長(草なぎ博美君) それでは、議案第130号 平成28年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由を御説明いたします。 予算書の89ページをごらんください。 歳入歳出予算の補正です。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億3,607万2,000円とするものでございます。 内容につきまして、92ページをごらんください。 初めに、収入についてです。 4款1項1目繰越金7万2,000円を補正財源とするものでございます。 次に、歳出です。 1款1項1目一般管理費ですけれども、人事異動、給与改定に伴う職員給与費44万1,000円の追加補正をするものでございます。 以上、簡易水道事業特別会計補正予算の説明を終わります。 よろしく御審議お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第131号について、運藤医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(運藤良克君) 議案第131号 平成28年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 別冊になっております補正予算書をごらんいただきたいと思います。 今回の補正は、新角館総合病院が来年4月開院に伴いまして、3月中に竣工式を予定していることから、その経費の補正をお願いするものでございます。 また、田沢湖病院では、県の補助金を活用した腰痛対策及び腰痛軽減促進事業の経費をお願いするものでございます。 第1条でございます。平成28年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)は次に定めるところによるものです。 第2条、業務の予定量です。平成28年度仙北市病院事業会計補正予算第2条の表を次のとおり改正するものです。 (4)の主要な建設改良事業の有形固定資産購入費の田沢湖病院に68万4,000円を追加するものです。これは職員の腰痛対策のため、体重計のついたストレッチャーを購入するものでございます。 第3条、収益的収入及び支出です。予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 収入第1款第2項田沢湖病院の医業外収益に10万8,000円を補正するもので、県からの腰痛対策及び腰痛軽減促進事業の補助金です。 支出第1款第1項の田沢湖病院の医業費用に10万8,000円を補正するもので、腰痛対策研修会開催の経費で、講師謝礼、消耗品等であります。 第2款第1項角館総合病院の医業費用に竣工式の経費といたしまして90万円を補正するものでございます。 第4条、資本的収入及び支出です。 予算第4条本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億9,524万3,000円を1億9,556万7,000円に、当年度分損益勘定留保資金3,003万6,000円を3,036万円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 収入第1款第3項田沢湖病院の補助金に県からの腰痛対策及び腰痛軽減促進事業の補助金32万4,000円を追加計上するものでございます。 支出第1款第1項建設改良費に64万8,000円を計上し、ストレッチャースケール1台を購入するものででございます。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費です。予算第7条に定めた経費の金額を記載のとおり改めるものでございます。 次ページ、3ページ以降については、予算の実施計画等、詳細な部分を掲載しております。 以上で提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、議案第132号から議案第133号まで、草なぎ企業局長。 ◎企業局長(草なぎ博美君) それでは、別冊になっておりますけれども、議案第132号 平成28年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)の提案理由を説明いたします。 第2条、収益的収入及び支出ですけれども、平成28年度仙北市温泉事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 第1款温泉事業費用です。第1項営業費用から38万4,000円を減額し、5,105万2,000円とするものです。第4項予備費ですけれども、予備費に38万4,000円を追加し、278万9,000円とするものです。 第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、予算第7条中、(1)職員給与費884万円を(1)職員給与費845万6,000円に改めるものでございます。 次のページ、実施計画をごらんください。 支出ですけれども、今回の補正は人事異動、給与改定に伴う人件費の補正を行うものでございます。 次に、水道事業会計補正予算書のほうをごらんください。 議案第133号 平成28年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)の提案理由を説明いたします。 第2条、収益的収入及び支出です。 平成28年度仙北市水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 第1款上水道事業費用第1項営業費用から108万9,000円を減額し、2億6,691万8,000円とするものです。 第4項予備費に108万9,000円を追加し、746万6,000円とするものでございます。 第3条資本的収入及び支出、予算第4条本文括弧書き中、1億3,825万4,000円を1億3,260万6,000円に、1億1,641万2,000円を1億1,021万5,000円に、2,054万2,000円を2,109万1,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 第1款上水道資本的収入第1項企業債に3,580万円を追加し、1億5,570万円とするものです。 第2款簡易水道資本的収入第1項企業債から1,020万円を減額するものでございます。 2ページをごらんください。 第1款上水道資本的支出第1項建設改良費に3,708万1,000円を追加し、4億2,274万5,000円とするものです。 第2款簡易水道資本的支出第1項建設改良費から1,712万9,000円を減額し、2,419万3,000円とするものです。 第4条企業債です。予算第5条の表を次のとおり改めるものでございます。限度額を1億3,010万円から1億5,570万円とするものです。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同じとなっております。 第5条、議会の議決を得なければ流用することのできない経費、予算第8条中(1)職員給与費4,445万円を(1)職員給与費4,336万1,000円に改めるものでございます。 次のページの実施計画をごらんください。 収益的支出でございます。 1款1項1目に原水及び浄水費と4目の総係費の補正です。人事異動、給与改定に伴う人件費の補正となっております。 次のページ、資本的収入及び支出でございます。 初めに収入です。 1款1項1目企業債に3,580万円を補正するものでございます。 また、2款1項1目企業債から1,020万円を減額補正するものです。 次に、支出ですけれども、1款1項3目建設改良費に3,708万1,000円を追加するものでございます。これは水道未普及地域解消事業、田中、八割地区の国の補正に伴う工事費の不足分の補正となるものでございます。 次に、2款1項3目改良工事費から1,712万9,000円を減額するものですが、これは昨年度より田沢簡易水道事業で配水管の布設がえ工事を行っておりましたが、平成28年度分について配水管の調査をしたところ、布設がえの必要がないということで減額補正するものでございます。 以上、温泉事業、水道事業会計補正予算の説明を終わります。 御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 15時10分まで暫時休憩します。                              (午後2時56分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時10分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第134号については、米澤市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(米澤実君) それでは、議案第134号につきまして提案理由を御説明いたします。 議案綴りの74ページをごらんください。 議案第134号 大曲仙北広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について。 地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体で協議の上、大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部を別紙のとおり変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 75ページをごらんください。 大曲仙北広域市町村圏組合規約の第3条に(7)としまして、一般廃棄物処理の広域化に係る準備事務に関することを加えるものでございます。 これは、大仙市、美郷町、仙北市における廃棄物処理の広域化を見据え、大仙美郷環境事業組合及び仙北市の廃棄物処理施設の運営組織を一本化するために、平成29年4月から大曲広域市町村圏組合内に広域化準備室を設置することに伴い、規約を変更するものでございます。 関係地方公共団体の協議について、地方自治法第290条の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。 御審議のほど、どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第135号について、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第135号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの76ページをごらんください。 議案第135号 相互救済事業の委託について。 相互救済事業を公益的法人に委託することについて、地方自治法第263条の2第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 この趣旨でございますけれども、現在、市の建物の災害共済保険に関しましては、一般財団法人全国自治協会へ委託しております。これまで全国自治協会では、市町村合併等により市制を施行することになった市については、掛け金が定率となる特例がございました。これが来年3月、今年度末をもって廃止されますので、平成29年度からは現在のままで自治協会のほうに加入すると掛け金が高くなるということでございまして、このたび委託先としております公益社団法人全国市有物件災害共済会のほうへ委託するというものでございまして、議会の議決を求めるものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第136号について、畠山教育部長。 ◎教育部長(畠山靖君) 議案第136号の提案理由について御説明いたします。 議案綴りの77ページをお開きいただきたいと思います。 議案第136号 公の施設の指定管理者の指定についてであります。 仙北市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定により、次の団体を仙北市角館交流センターの指定管理者として指定するものでございます。 指定管理者となる団体の所在地及び名称でございますが、秋田市中通二丁目2番32号の株式会社東北ダイケン秋田支店、支配人金子宗典。 指定の期間ですけれども、平成29年4月1日から平成34年3月31日まででございます。 平成24年度から今年度まで5年間の指定管理期間が終了することから、さらに5年間の指定管理をお願いするものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第137号から議案第138号について、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第137号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの78ページをごらんください。 この議案も前の議案と同様に、公の施設の指定管理の指定についてでございます。 137号は、仙北市下延コミュニティセンター及び下延農村公園の指定管理者として、下延部落を指定管理者としてお願いするものでございます。 指定の期間につきましては、前と同じように平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間となっております。 次に、議案第138号でございます。これも同様でございまして、指定する施設は、八割コミュニティセンターでございます。指定管理者とすべき団体は、八割部落でございます。 この両方の団体ともに、現在指定管理をしていただいているものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第139号について、米澤市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(米澤実君) それでは、議案第139号につきまして提案理由を御説明いたします。 議案綴りの80ページをごらんください。 同じく公の施設の指定管理者の指定についてでございます。 提案理由、関係条例につきましては、前議案と同様となっております。 指定するのは、西木温泉ふれあいプラザクリオンでございます。 指定管理者となる団体の所在地及び名称は、西木町門屋字屋敷田83番地2、株式会社西木村総合公社、代表取締役藤村正喜であります。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日まででございます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第140号から議案第143号までを平岡観光商工部長。
    ◎観光商工部長(平岡有介君) 議案第140号から議案第143号までの提案理由を御説明いたします。 いずれも公の施設の指定管理者の指定についてであり、提案理由及び関係条例等につきましては、前の議案と同様でございますので、説明を省略させていただきます。 議案綴りの81ページをごらん願います。 議案第140号 仙北市田沢湖観光情報センターの指定管理者の指定についてでございます。 同施設は、JR田沢湖駅に併設されており、観光案内業務等を行っている施設でございます。 指定管理者となる団体の所在地及び名称ですが、田沢湖生保内字宮ノ後39番地、一般社団法人田沢湖観光協会、会長佐藤和志でございます。 現在も指定管理を行っている団体でございます。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとなっております。 続いて82ページをお開き願います。 議案第141号 仙北市自然ふれあい温泉館の指定管理者の指定についてでございます。 同施設は、国・県施設に併設する形で設置しておりまして、日帰り温泉入浴等の業務を行ってございます。 指定管理者となる団体の所在地及び名称ですが、田沢湖田沢字潟前78番地、株式会社アロマ田沢湖、代表取締役倉橋典夫でございます。 現在も指定管理者となっている第三セクターの事業者でございます。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとしております。 続きまして、83ページの議案第142号をごらんいただきたいと思います。 仙北市角館駅前広場観光振興施設の指定管理者の指定についてでございます。 同施設は、JR角館駅に隣接して、駅前蔵における観光案内業務等を行っている施設でございます。 指定管理者となる団体の所在地及び名称でございますが、角館町上菅沢394番地2、一般社団法人角館町観光協会、代表理事安藤大輔であります。 現在も指定管理者となっている団体であります。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとしております。 続いて、84ページをごらん願います。 議案第143号 仙北市角館西宮家の指定管理者の指定についてでございます。 同施設は、仙北市の商業振興と角館町の外町エリアの活性化を目的に設置している施設でございます。 指定管理者となる団体の所在地及び名称ですが、角館町田町上丁11番地1、株式会社西宮家、代表取締役三浦正仁であります。 現在も指定管理者となっている第三セクターの事業者でございます。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとしております。 以上で説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第144号から議案第145号まで、浅利農林部長。 ◎農林部長兼総合産業研究所長(浅利芳宏君) 議案第144号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの85ページをごらんください。 こちらの議案も公の施設の指定管理の指定にかかわるものでございます。 仙北市交流促進センター、仙北市地域特産物提供体験施設、仙北市交流滞在施設、仙北市曲家及び仙北市角館森林総合利用施設の指定管理者として指定するものでございます。 指定管理者に委任する団体は、これまで指定管理者でした株式会社花葉館でございます。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間となってございます。 次に、議案第145号の提案理由について説明いたします。 議案綴りの86ページをごらんください。 こちらのほうも提案理由は同じでございますので、省略させていただきます。 仙北市都市農村交流施設の指定管理者として指定するものでございます。 指定管理者に委任する団体は、株式会社アロマ田沢湖でございます。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間でございます。 いずれの団体も、これまで指定管理を行っていただいている団体でございます。 以上、提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第146号から議案第147号について、平岡観光商工部長。 ◎観光商工部長(平岡有介君) 議案第146号及び議案第147号の提案理由を御説明申し上げます。 いずれも公の施設の指定管理者の指定についてでございます。 議案綴りの87ページをお開き願います。 議案第146号 仙北市田沢湖キャンプ場の指定管理者の指定についてでございます。 同施設は、田沢湖畔地区においてキャンプ場の運営を行っております。 指定管理者となる団体の所在地及び名称ですが、田沢湖生保内字牛沢23番地15、有限会社田沢湖自然体験センター、代表取締役佐藤裕之でございます。 現在も指定管理を行っている事業者でございます。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとしております。 続いて、88ページをお開き願います。 議案第147号 仙北市角館中心市街地活性化支援センターの指定管理者の指定についてでございます。 同施設は、中心市街地の活性化を目的とした業務を行っております。 指定管理者となる団体の所在地及び名称ですが、角館町上新町43番地1、仙北市商工会、会長堺研太郎でございます。 現在も指定管理を行っております。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとしております。 以上で説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第148号について、畠山教育部長。 ◎教育部長(畠山靖君) 議案第148号の提案理由について御説明いたします。 議案綴りの89ページをお開きいただきたいと思います。 これも前と同じく公の施設の指定管理者の指定についてであります。 仙北市勤労青少年ホーム・仙北市外ノ山テニスコートの指定管理者として指定するものでございます。 指定管理者となるの団体の所在地、名称といたしましては、仙北市角館町外ノ山19番地、仙北市体育協会、会長菅原陽三。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日まででございます。 現在も指定管理として行っておりますけれども、平成24年度から今年度まで5年間の指定管理期間が終了することに伴いまして、今後さらに5年間の指定管理をお願いするものです。 よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これで日程第14、議案第113号 仙北市犯罪被害者等見舞金支給条例制定についてから日程第49、議案第148号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各案の提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第149号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第50、議案第149号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案第149号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。 議案書の90ページをごらんいただきたいと思います。 次の者を仙北市教育委員会委員に任命をしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の皆様から御同意をいただきたいと思っております。 任命すべき委員の方は、安部哲男さんであります。 住所は、仙北市田沢湖生保内字武蔵野105番地737であります。 御経歴のほうは、次の91ページにありますので、どうかごらんいただきたいと思います。 現在、教育委員の委員長として御活躍をいただいております。高い見識、また、さまざまなネットワークをお持ちの方でありまして、現在検討を進めている学校適正配置、総合給食センター、総合体育館などの議論の場でも積極的に御意見をいただいております。欠くことのできない委員と認識をしております。 議会の皆様の御同身を、どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第149号については、会議規則第39条3項の規定により、委員会への付託を省略し、討論を打ち切り、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第149号は、委員会への付託を省略し、討論を打ち切り、直ちに採決することに決定しました。 これから採決をします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第149号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △諮問第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第51、諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。 議案書の92ページをごらんいただきたいと思います。 次の者を人権擁護委員として推薦をしたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 推薦したい方は、伊東和子さんであります。 住所は、仙北市西木町桧木内字相内13番地1であります。 御経歴等については、次ページ、93ページにありますので、どうかごらんをいただきたいと思います。 伊東さんは、平成23年4月より人権擁護委員として御活躍をいただいておりますけれども、本年度末をもって2期目の任期が満了となります。温厚誠実な人柄で地域の信望も厚い方で、偏見や差別を持つことなく人権に深い理解をいただき、人権擁護委員として適任の方であります。何とか再任をお願いしたいと考えております。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっています諮問第4号については、会議規則第39条3項の規定により、委員会への付託を省略し、討論を打ち切り、直ちに採決したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、諮問第4号は、委員会への付託を省略し、討論を打ち切り、直ちに採決することに決定しました。 これから採決を行います。 お諮りします。本案は原案のとおり答申することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにいては、原案のとおり答申することに決定しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで、本日の日程は全部終了いたしました。 本日の会議を閉じ、散会をいたします。                              (午後3時33分)...